
この記事をまとめると
■学生自動車部の頂点を決める大会「フォーミュラジムカーナ」が2025年も開催
■2次予選最後のラウンドとなるRd.3が奥伊吹モーターパークにて開幕した
■昨年度上位を獲得した強豪揃いとなっている
2次予選最後のラウンドが開幕
全国より選考によって選ばれた自動車部の学生たちが、純粋に腕だけを競う場であるフォーミュラジムカーナ。
フォーミュラドリフトジャパンを運営する株式会社MSCの運営のもと、自動車関係の企業が数多く協賛し、学生に極力負担がないよう、車両やパーツなどをすべてお膳立て。果ては交通費や宿泊費なども負担され、リクルートの場としても機能しているなど、学生たちにとってはまさに夢のようなイベントである。
2023年のプレシーズンから数えて今年で3年目となるフォーミュラジムカーナは、今年度より短大、専修学校、専門学校など、文部科学省認定の学校に所属する自動車部や同好会まで、幅広い学生たちが参加できるようになった。
それだけに、エントリー校もかなり多く、書類選考ののちシミュレータによる1次予選を行うことで参加校を絞り込んだ。今回の2次予選に出場しているのは、それをパスした腕自慢の学生たち。
これまでRd.1、Rd.2と行われた2次予選は、今回のRd.3が最後となり、各戦で勝ち抜いた上位6校×3=18校が決勝となるRd.4に駒を進める形となる。
予選Rd.3に出場する学校は以下の16校だ(1次選考の順位順)。
・大阪工業大学
・大阪産業大学
・近畿大学
・大阪公立大学
・大阪大学
・兵庫県立大学
・鹿児島大学
・九州産業大学
・大阪経済大学
・九州大学
・神戸大学
・広島大学
・関西大学
・トヨタ神戸自動車大学校
・西南学院大学
・大分大学
※2025年からは1ラウンドあたり最大20校出場可能
出場16校のうち5校が昨年度大会の決勝進出チームで、とくに近畿大学は昨年度決勝にて3位入賞を果たした実力チーム。兵庫県立大学には全日本ジムカーナ経験者も名を連ねるなど、激戦が予想されるラウンドとなっている。
決戦の場となったのは、奥伊吹モーターパーク(滋賀県)。2023年・2024年大会の決勝を行った地であるだけに、出場歴がある学生にとっては思い出深いコースだろう。