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富士スピードウェイが「R」一色に染まる! 世界最大規模のGT-Rの祭典「R’sミーティング2025」を開催

富士スピードウェイが「R」一色に染まる! 世界最大規模のGT-Rの祭典「R’sミーティング2025」を開催

この記事をまとめると

■2025年10月26日に富士スピードウェイにてR’sミーティングを開催

■イベントでは愛車撮影会やパレードランなどが開催された

■会場内ではジャパントラックショーも併催され盛り上がっていた

世界イチGT-Rが集まる祭典を開催

 日本が世界に誇るスポーツカーといえば、泣く子も黙る日産のGT-Rだろう。

 1969年に誕生した4ドアセダンのスカイラインをベースに、2リッター直6エンジンを搭載。レースの世界において圧倒的強さを誇った初代スカイラインGT-Rは、日本のモータースポーツ史に欠かせない1台だ。

 その後、紆余曲折を経て1989年に、今でも圧倒的人気を誇る、伝説のR32スカイラインGT-Rが誕生した。このクルマは、当時国内で大人気であったグループAレースで連戦連勝。国外でのレースでも大活躍し、GT-Rの名を世界に轟かせた。

 R32のあとは、R33、R34と第二世代GT-Rと呼ばれるモデルが続き、2007年に、スーパーカー並みのスペックを詰め込んだ和製モンスターマシン、R35GT-Rが誕生。先日、18年のモデルライフに終止符を打ったことでも大きな話題になった。

 そんなGT-R、とくに先述の第二世代GT-Rは、アメリカのカーカルチャーの世界でもお馴染み。最近では海外マーケットからも大注目されており、中古車市場価格は20年前の5倍10倍は当たり前。新車価格以上の価格が、中古市場におけるそもそもの最低価格という状態で、いまやすっかり高嶺の花だ。R35GT-Rに関してもやはり人気モデルで、数年前までお買い得だった初期モノですら高騰が続いている。

 さて、そんな日本が誇るスポーツカーのキング、GT-Rが世界イチ集まる(!?)と言われている、毎年満員御礼の人気イベント、R’sミーティングが、静岡県は富士スピードウェイにて2025年10月26日(日)に開催。

 GT-Rや日産車に縁のあるアフターパーツメーカーや専門ショップが70社以上出展し、グッズや関連用品の販売、幻のR34GT-R Z-TuneやR33GT-R 400Rなどが展示され、どのブースも大盛り上がりだった。

 そのほかにも、珠玉のデモカーなどが多数展示されており、オーナーへ向けたチューニングレシピの紹介や、車齢が進んだクルマへのリフレッシュプランの提案など、出展形態はさまざま。出展者へ愛車の不調について相談する人や、パーツの相談をする人も各ブースで多く見受けられた。

 会場内では、毎年年末ごろに発行されるGT-R Magazine別冊に掲載される大人気企画、「あなたのR見せてください」のライブ版となる、応募者を対象した愛車撮影会を開催しているほか、富士スピードウェイを走ることができるパレードラン、GT-Rシリーズの開発や設計に縁の深い人、GT-Rを操ったレーサーたちによるトークショーなど、イベントが盛りだくさん。各エリアは大盛況だ。

 なお、同じ日に富士スピードウェイでは、カスタムされたトラックや、トラックの関連企業などが集まる、ジャパントラックショーも開催され、こちらも大盛り上がり。本コース上をトラックが出走する姿は圧巻のひと言。

 ちなみに、毎回大盛況なR’sミーティングは、2025年12月20日(土)、「 R’s Meeting 2025 West in 岡山国際サーキット」と称したイベントも開催するので、こちらも要チェック。

 2026年以降の開催も予定しているので、GT-Rファンはもちろん、今回参加できなかった人、クルマ好きの人たちは乞うご期待!

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