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0-100km/h加速が3.3秒のワゴンとかBMWのやる気がヤバイ! コンセプトモデルを販売する驚愕プロジェクトから「スピードトップ・コンセプト」が誕生【ジャパンモビリティショー2025】

0-100km/h加速が3.3秒のワゴンとかBMWのやる気がヤバイ! コンセプトモデルを販売する驚愕プロジェクトから「スピードトップ・コンセプト」が誕生【ジャパンモビリティショー2025】

この記事をまとめると

■ジャパンモビリティショー2025のプレスデーが開催

BMWはコンセプトモデル限定販売プロジェクトの最新作「スピードトップ・コンセプト」を公開

■シューティングブレークのスタイリングに0-100km/h加速3.3秒の快速を誇る

美しすぎるBMWのシューティングブレーク

 BMWは2024年から、コンセプトモデルを限定ながら販売するという、クルマ好きにとって夢のようなプロジェクトを進めている。そんなBMWが、ジャパンモビリティショー2025で日本初公開したのが、「スピードトップ・コンセプト」。世界限定70台という希少価値もさることながら、この美しさはぜひ肉眼で確かめてほしいレベルだ。

 世界中でリバイバルブームを呼んでいるシューティングブレークをイメージしたスピードトップ・コンセプトは、ご覧のとおり2ドアの流麗なワゴンスタイル。BMWグループデザインのエイドリアン・ファン・ホーイドンクによるスタイリングで、いにしえの503クーペやZ8などをモチーフにした、エレガントでクラシカルな雰囲気は独特なもの。

 搭載されるエンジンはM8コンペティションのV8と同系統のもの。4.4リッターの排気量から625馬力、最大850Nmのトルクを発揮して、0-100km/hを3.3秒で加速するという。昔日のシューティングブレークもいち早く猟場にたどり着くために、ハイパフォーマンスだったことを考えれば、理にかなったパフォーマンスといえよう。

 当然、インテリアについてもリッチなものに仕上げられており、手が触れる部分だけでなく足もとまでレザーで覆われるという贅沢ぶり。リヤコンパートメントもまた二重底、豪華なトリミングと、富裕層に向けたアピールに抜かりない。なお、実用性にも長けていて、ゴルフバッグも余裕で積載できるとのこと。

 リヤエンドに目を向けると、先行したスカイトップと同じスタイルが見てとれる。だが、延長され、空力性能も考慮されたルーフエンドとのマッチングはスカイトップとは一味違ったアピアランス。むしろ、こちらのほうが後方視界は良好だろう。

 いずれにしろ、コンセプトモデルの限定販売ということで、価格は相当なものになるはずだが、スタイルと実用性、そして胸のすくようなパフォーマンスを秤にかければ、さほど高い買い物とはいえまい。スピードトップの魅力をぜひ会場でチェックしてみてはいかがだろう。

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