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クチコミに「働く漢のオアシス」って行くしかない! 横浜の埠頭に存在する「波止場食堂」が驚異の価格と量と美味さだった (2/2ページ)

クチコミに「働く漢のオアシス」って行くしかない! 横浜の埠頭に存在する「波止場食堂」が驚異の価格と量と美味さだった

この記事をまとめると

■横浜のふ頭内には「波止場食堂」という横浜港湾福利厚生協会が運営している食堂がある

■波止場食堂は横浜の本牧ふ頭エリアに3店舗と大黒ふ頭エリアに2店舗存在する

■一部店舗は一般人でも入店または食事が可能となっている

港湾エリアにある食堂を実際に巡ってみる

 グルメサイトを覗いていたところ、同じ名前の食堂がいくつかあることに気が付いた。それもすべて横浜の海側だ。さっそく地図で調べてみると、同じ名前の食堂があるのはすべてふ頭内。レビューを見ると一般人でも入れるとのこと。もしかしたら港湾エリアで働く海の男や、ふ頭に出入りするトラックドライバーご用達のお店なのではなかろうかと、さっそく現地に出向いてみることにした。平日の午前中、目指したのは「波止場食堂」だ。

 最初に説明しておくと、波止場食堂は横浜の本牧ふ頭エリアに3店舗、大黒ふ頭エリアに2店舗の合計5店舗だ。あまり聞いたことのない名前であるのと同時に、なぜふ頭内しかないのかを調べてみると、波止場食堂を運営しているのは一般社団法人の「横浜港湾福利厚生協会」だということがわかった。つまり横浜港で働く人たちのための食堂というわけだ。

 一般にはあまり知られていないが、グルメサイトのレビューにも「働く漢のオアシス」、「リーズナブル」、「隠れスポット」などの文字が踊っている。もうこれは行くしかない! ついでに全店舗巡ってみるつもりで出発した。

 最初に向かったのは「波止場食堂 山下店」だ。中華街や山下公園からクルマでわずか5分ほどの距離だ。ナビに従って走っているとシンプルな「食堂 売店」と書かれた看板が出迎えてくれる。港湾内らしい風景のなか、大きく書かれた波止場食堂の文字を発見。手前も正面も物流倉庫で、パレットに積まれた荷物をフォークリフトがせっせとコンテナに詰め込んでいた。

 さっそく建物のなかに入ると、まずはメニューを確認。和、洋、中に加えて麺類もある。そして情報どおり価格も安い。到着したのが11時ということもあって、まだまだ店内は空いていた。ここでおなかを満たしてしまうと次の店舗には行けないと思い、山下店では観察するだけで、次のお店に向かうことにした。

 2店舗目は「波止場食堂 濱店」。ここは本牧ふ頭内にあり、地元民ならCトツ、Dトツといえばわかってもらえる場所にある。ちなみに、CトツはC突堤(とってい)のことだ。本牧ふ頭内は横浜港の中心的なふ頭なので交通量もかなり多い。トラックに紛れて走っていると、コンビニの入っている建物の上に波止場食堂の文字を発見する。なんと、レアなファミリマートの港湾バージョンであるポートストアの2階だった。

 階段を上がり、再びメニューチェックをしたが日替わりランチとメニューは山下店と同じだった。時間が昼に近くなっていたため、港湾で働く人たちが次々に店内に入っていった。この時点で残り3店舗なので、まだまだ食べるわけにはいかない。

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