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ホンダCR-Vがついに日本で復活! パワートレインはハイブリッドのみ! 荷室もリヤシートも広くてラグジュアリーっぷりマシマシ!! (2/2ページ)

ホンダCR-Vがついに日本で復活! パワートレインはハイブリッドのみ! 荷室もリヤシートも広くてラグジュアリーっぷりマシマシ!!

この記事をまとめると

■2025年で誕生30周年を迎えたCR-Vが待望の日本市場復活を果たした

■新型CR-Vはe:HEV RSとして2グレード展開となる

■伝統を継承しつつも大型化・ラグジュアリー化したCR-Vはタイから輸入される

30年目のアニバーサリーイヤーにギリギリ復活

 ホンダは、2025年10〜11月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」にてブース展示したCR-V e:HEV RSプロトタイプを、「CR-V e:HEV RS」として日本市場に導入することを発表し、自動車メディアに向けて実車を公開した。CR-V e:HEV RSに関する情報はホームページで先行公開され、2025年12月15日(月)より先行予約の受付が開始される。

 まず、CR-Vの歴史を振り返っておくと、初代モデルが登場したのは1995年のこと。当初は日本国内専用車種として計画されたが、北米市場へ導入されたことをきっかけに海外での人気が高まり、現在では約150の国と地域で販売される世界戦略車(グローバルモデル)となっており、これまでの全世界市場での累計販売台数は1500万台を突破している。

 奇しくも2025年は、CR-Vが誕生してから30周年のメモリアルイヤー。現行モデルは通算6代目にあたり、2022年に北米市場でデビューしたあと、続いて欧州やアジアの各地域に導入された。ただし、日本国内市場ではこれまで販売されておらず、2024年7月には燃料電池車のCR-V e:FCEVが導入されたものの、リース専用であり基本的には企業や団体向け。そのため、一般ユーザー向けも設定してほしいという市場の声も根強く、それに応えるかたちで待望のe:HEVモデルが発売されることとなった。

 まずは日本仕様のモデルラインアップから紹介していこう。グレード展開はシンプルで、e:HEV RSブラックエディションとe:HEV RSの2種類。パワートレインはアコードと基本設計を同じくする2リッター×2モーター式のe:HEVで、駆動方式はe:HEV RSブラックエディションが4WDのみ、e:HEV RSは4WDのほかFF車も設定される。乗車定員はいずれも2列シート5人乗りとなる。

 先代モデルのCR-Vは、1.5リッターターボとe:HEVという2種類のパワートレインが存在し、どちらにもFFと4WDの駆動方式が設定されていたのに比べると、新型は非常にすっきりとしたラインアップだ。というのも、この6代目CR-Vは、日本国内ではなく海外で生産されて日本国内へと輸入されるため。アコードと同じく、タイ・プラチンブリ工場にて生産が行われ、海を超えて日本へやってくる。

 実車を目の前にした第一印象は、とにかく「デカイ!」というもの。ボディサイズは全長4700×全幅1865×全高1680mmで、先代モデルと比べて全高は変わらないものの全長は95mm、全幅は10mm拡大されており、シンプルなラインで構成されたスタイリングとあいまってカタマリ感が強調されている。

 CR-Vといえば、都市型(アーバン)SUVの先駆けとしてスタイリッシュなフォルムが特徴だったが、新型ではよりSUVらしさを強調した力強いシルエットに進化した。大型化したフロントグリルや水平基調のプレスライン、直線的なルーフラインによって強靭さや堅牢性をアピールするフォルムを構成する一方、CR-Vの伝統でもあるタテ型のリヤコンビネーションランプにより、進化・変化する部分と継承されるフィロソフィとを両立させている。

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