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【試乗】欲しいものは全部揃いました! 新型日産ルークスは「見えルークス」「映えルークス」「積めルークス」のCM以上に「おすすめできルークス」だった (1/2ページ)

【試乗】欲しいものは全部揃いました! 新型日産ルークスは「見えルークス」「映えルークス」「積めルークス」のCM以上に「おすすめできルークス」だった

この記事をまとめると

■「見えルークス」のCMでバズってる新型日産ルークスに公道試乗した

■クラス最大級の車内空間と充実した機能が満載のインテリアは軽自動車トップクラス

■NA・ターボともにしなやかな乗り心地が印象的

軽自動車初がいっぱいの新型ルークス

「見えルークス!」「映えルークス!」「積めルークス!」と決めポーズをする仲里依紗さんがチャーミングなテレビCMが、若い世代のダジャレブームにものってバズっている新型ルークス。デザインも大変身して、「かどまる四角」のモチーフが散りばめられたスクエアで個性的なフォルムはインパクトがあり、惜しまれながら消えてしまった「キューブ」の再来のようだと一部で盛り上がるファンもいるほど。

 そんな新型ルークスに、ようやく一般道で試乗することができた。

 新型ルークスのメインターゲット層は、スーパーハイトワゴン軽ユーザーの半数以上を占めるというポストファミリー(夫婦+中学生以上の子ども)。そのため、もっといろんなことができる広い空間や、もっと遠くへ行ける便利な機能と安心感を進化させてきた。

 まず室内は、Aピラーを10cm前に出すことで、クラスNo.1の室内長2315mmを実現。フロントガラスの上下の見開き角は29度と大きく、ピラーを細くして左右の視界も広く確保。アイポイントが地上から1370mmとミニバン並みの高さなので、遠くまで見通しやすく安心して運転できるようになっている。

 そして、インパネはフラットですっきりとしたデザイン。12.3インチのセンターディスプレイと7インチメーターが1枚につながっており、見やすく洗練された印象を与えつつ、ファブリックの加飾や本革以上のなめらかな触感だというレザーをあしらったステアリングなどで、温もりと上質感をプラスした。

 シートにもこだわり、従来より2倍伸びるメランジ生地を日産として初採用。身体を包み込むやわらかさに加え、体圧を分散するシート形状として長時間でも疲れにくい座り心地にこだわった。このゼログラビティシートの技術は前席だけでなく、後席にも採用されており、座面に高密度ウレタンを仕込むことによって、太もも裏の接触面を拡大。姿勢保持性やフィット性を大きく向上した。

 使い勝手では、自然な音声認識機能などで普段使っているスマホと同じような操作が可能となる、軽初のgoogleアシスタントやGoogleマップ、Googleプレイを搭載。コネクテッド機能はメーカーオプションとなるが、エアコンなども声で操作できるようになるのはとても便利だ。

 また、これまで運転席まわりに少ないという声があったという収納スペースも進化。手が届きやすいインスト運転席アッパーボックスや、フラップが格納できて小物入れとしても使いやすいカップホルダー、大きなボックスティッシュも入り、仕切り板で小物も迷子になりにくいインスト助手席スライドボックスなど、豊富に用意。センターには、ありそうでなかったスマホを充電しながら立てて置けるスライドボックスがいまどきだ。

 さらに、両側スライドドアの利便性を最大限に活かす機能も追加されている。キーをもって近づくだけでロック解除、離れればロック。オプションだが足の動きで開閉できる機能もあり、すべての乗り降りをハンズフリーでこなすことが可能となる。

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