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日本最大級のハコ車レースだけに締めも豪華! 2025年のスーパーGTの英雄たちが勢揃した「スーパーGT HEROES 2025」が開催 (2/2ページ)

日本最大級のハコ車レースだけに締めも豪華! 2025年のスーパーGTの英雄たちが勢揃した「スーパーGT HEROES 2025」が開催

この記事をまとめると

■SUPER GTの2025シーズンを締めくくる「SUPER GT HEROES 2025」が開催された

■会場にはレース関係者・スポンサー各社・国会議員や関係省庁の官僚などが一堂に会した

■最後にGTAの坂東正明代表がSUPER GTのコンテンツ価値上昇に尽力することを誓った

熱戦を繰り広げた2025シーズンに相応しい熱量あふれる式典

 師走に入り、街なかも次第に慌ただしくなってきた12月5日、都内のホテルにおいて『SUPER GT HEROES 2025』が開催されました。これは国内最高峰カテゴリーで“世界最速のハコ車レース”を謳うSUPER GTシリーズの、今年度のシリーズ表彰も含めた、シーズンを締めくくる恒例の式典です。

 会場にはシリーズに参戦したドライバーやチーム関係者、自動車メーカーやタイヤメーカー各社、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、開催サーキットやレースオフィシャル、シリーズのタイトルスポンサーであるオートバックスセブン(AUTOBACS)を始めとするスポンサー各社、さらには日本のモータースポーツを応援する国会議員や関係省庁の官僚などが一堂に会し、熱戦が繰り返された2025年シーズンのSUPER GTを締めくくるに相応しい式典となりました。

 式典は、まずはシリーズを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)・坂東正明代表のあいさつで始まりました。坂東代表は、12年ぶりにマレーシア大会が開催された今シーズンを振り返るとともに、2027年からのタイヤのワンメイク化など、SUPER GTシリーズの今後の展望を語り、またSUPER GT HEROESは、この日集まったすべての関係者をヒーローとして讃える場である、とも話しました。

 続いて、SUPER GTのシリーズスポンサーとシリーズパートナー29社、シリーズタイトルスポンサー1社が紹介され、各社の代表が壇上に勢ぞろい。坂東代表から記念品が贈呈され、スポンサー各社を代表してタイトルスポンサー、株式会社オートバックスセブンの堀井勇吾社長があいさつ。「今シーズン最後まで激闘のシーズンを戦ってきた皆さん、本当にお疲れさまでした」と讃え、また「来シーズンにはワンメイクタイヤのテストも始まります。SUPER GTの新しい歴史を、皆さんと一緒に築いていけることを、いまから楽しみにしています」と話したあと、乾杯の音頭を取っていよいよ式典は盛り上がりを見せることになりました。

 続いては、モータースポーツ振興に尽力する自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の古屋圭司会長と大岡敏孝幹事長代理が登壇。古屋会長は、あいさつのなかで「サーキットに、より多くのファンに来てもらうためにと、Wi-Fi環境を充実させるべく補正予算など(出せるよう)でバックアップしていきます」とさらなる支援を約束。その後、GT500クラスのチャンピオンであるNo.1 TGR TEAM au TOM’Sの伊藤大輔監督と、GT300クラスのチャンピオンであるNo.65 K2 R&D LEON RACINGの黒澤治樹監督に、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯のトロフィーと副賞の旅行券が贈呈されました。

 さらに表彰はFIA-F4選手権のシリーズ表彰、SUPER GTのチーム表彰、同じくSUPER GTのドライバー表彰と続きました。GT300クラスのなかで、GT300規定車両及びGT300マザーシャシー規定車両の最上位チームとなったNo.52 埼玉Green Braveには国土交通大臣杯が送られた後、各クラスのチャンピオンチームであるTGR TEAM au TOM’SとK2 R&D LEON RACINGにはGTA PRIZEが授与されました。

 続いては経済産業大臣杯の授与。史上初の3年連続GT500クラス・チームチャンピオンを勝ち得たNo.1 TGR TEAM au TOM’Sの伊藤監督に光輝く大杯が手渡されていました。

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