
この記事をまとめると
■レクサスが「Lexus Circuit Experience×阿蘇・熊本ドライブ旅 with apr」を開催
■オーナーのみならず一般ユーザーも参加できる
■サーキットでプロドライバーのレッスンを受けたりテスト車両に乗れる機会も提供される
レクサスを思いっきり楽しめる
特別なチケットで阿蘇へ
2025年11月24日から25日に開催された「Lexus Circuit Experience×阿蘇・熊本ドライブ旅 with apr」に参加してきました。本イベントは、レーシングチームのaprとレクサスがコラボレーションして実現した、旅とドライビングレッスンを融合させた1泊2日の特別プログラム。
今回が2回目の開催となる本イベントは、レクサスオーナーに限らず参加可能。レクサスオーナーは自身の愛車で参加できるほか、気分を変えてレンタカーを利用する選択も用意されています。また、まだレクサスオーナーでない参加者も、レンタカープランを利用することで参加が可能です。
1日目は阿蘇周辺を自由にドライブし宿へ向かうプラン。完全なフリー行程ですが、事前に配布される旅のしおりに、おすすめの観光地やドライブスポットが掲載されているため、初めての土地でも迷う心配はありません。
その日の夜は、宿にて座学形式のドライビングレッスンを受講。ここでしっかりと基礎を学びます。講師を務めたのは根本悠生さん。SUPER GTなどのレースで活躍する現役プロドライバーです。
専用テキストを用い、ドライビングポジション、コーナリングの基本、タイヤマネジメントなど、サーキット走行の基礎要素が解説される構成で初心者も安心の内容です。
まずは基本から。ブレーキングとコーナリング
2日目のドライビングレッスンは、朝から夕方までとにかく盛りだくさん。会場となったのは、九州が誇る本格サーキット、オートポリスです。
まずブリーフィングを行ったのち、先導車の誘導のもと各自のクルマで走行を開始。参加者は6〜8台ほどのグループにわかれ、少人数制でレッスンが進められます。
ブレーキング、コーナリング、そしてシミュレーター体験を順番に行っていきます。
ブレーキングでは、時速約60kmからのフルブレーキを体験。ABSをしっかり利かせながら止めるという、いざというときに役立つ内容です。1回の走行ごとに、根本さんが直接アドバイスをくれるという、手厚すぎるフォロー体制。
続くコーナリングは、オートポリス内にある小サーキット「レイクサイドコース」の一部を使ってトレーニング。走る前と走ったあとの両方で蒲生尚弥さん、嵯峨宏紀さん、小高一斗さんからアドバイスをもらえます。
シミュレーター体験は、下山テストコースをLBXで走行できるプログラム内容。想像以上に勾配が激しく、雰囲気はどこかニュルブルクリンクのオールドコースを思わせるほどで、「ここでクルマが鍛えられているのか」と、開発の現場を肌で感じられる時間となりました。
ついに本コースへ! カルガモ走行で理解が深まる
基礎練習を終え、いよいよオートポリス本コースへ。走行前はaprの小山美姫さんによるコース解説が行われ、各コーナーのポイントや注意点を事前にインプット。そのうえで、先導車+ラジオ解説付きという万全の体制で、4台ずつのグループ走行がスタートしました。
最初は、いわゆるカルガモ走行。先導車についていきながら、理想的なラインどりを目で覚え、なぞるところから始まります。最初は控えめなペースですが、周回を重ねるごとに徐々にスピードアップ。
ここで効いてくるのが、前日の座学と朝イチのブレーキング&コーナリング練習。「なるほど、あの話はこういうことか」と、点だった知識が線でつながっていく感覚があり、理解が深まります。
