
この記事をまとめると
■ホイール交換はカスタムシーンにおける鉄板メニューだ
■鉄チンホイールにはホイールキャップが組み合わされていることが多い
■一部のホイールキャップはプレミア品として取引されている
ホイールキャップが今アツい!?
クルマ好きのなかでもカスタムに興味のある人種であれば、ホイール交換はもはや鉄板メニュー。純正ホイールはスタッドレス用にしたり、邪魔なので売ってしまったり……。サーキットを走る人やドリフトで遊ぶ人であれば、そういった遊び用としてもっておく人もいるかもしれない。
また、有名なところではR32~R34スカイラインGT-R用のホイールなんてのは、ひと昔前はタダ同然かで取引されていたにも関わらず、昨今のネオクラシックカーブームの影響か、上物であれば信じられないような値段で取引されている例も珍しくない。まあ第二世代GT-R用のホイールはああ見えてBBS製の鍛造ホイールなので、GT-R云々以前にそもそも高級なモノではあるのだが……。
では一方で、ホイールキャップはどうだろうか。
言わずもがな、ホイールキャップとは鉄チンホイールに取り付けられる加飾パーツで、そのままではあまりにも安っぽいので、少しでも上級に見せようという事情などから採用されることが多い(最近では空力を重視してアルミホイールにもホイールキャップが採用される例も増えている)。
逆に、ホイールキャップが安っぽいので、あえて鉄チンにしてスパルタンな見た目にしたいという逆張り系ユーザーも少なくないが……(笑)。
しかし、わざわざクルマに手を入れる以上、カスタム方面に興味がないわけではないだろう。いずれ、アフター品のホイールに交換する人だって出てくるはずだ。
となれば、元々履いていたその鉄チンホイールはスタッドレス用などに降格するか、邪魔ということで処分される未来が見える。現在鉄の価値が上がっているので、鉄くず屋にもち込んでその日の夕飯代にする人もいるだろう。
