
この記事をまとめると
■日産セレナが2025年にマイナーチェンジを実施
■マイナーチェンジのタイミングで車中泊にオススメなマルチベッドを追加
■テーブルや椅子にも変形する収納を備えたマルチボックスも設定された
Mクラスミニバンを4人乗りに大胆カスタム!
日本一売れているミニバンという実績ももっていた日産セレナは、現在販売されているモデルで6代目という、日産を代表するクルマの1台だ。
そんなセレナに限らずだが、ミニバンといえばやはり3列シートが最大のウリ。広い車内がなによりの魅力だ。
しかし、ミニバンを求める人の全員が全員、3列シートを求めているとは限らない。実際、2列シートモデルの需要が多く、急遽2列シートモデルを追加したモデルもあるほどだ。では、3列シートが2列シートになると何がメリットになるか。それはズバリ、シートがないぶん、荷室を広く使えること。アウトドアなどを楽しむ人には大きなメリットになる。
今回紹介するのは、そんな人気ミニバンのセレナから3列シートをはずして2列シート仕様にして、車中泊向けにカスタムした「マルチベッド」モデルの紹介だ。
「マルチベッド」は、ベースとなる日産セレナがマイナーチェンジを実施した12月18日に追加された新モデル。専用のフレームやマットレスを搭載しているので、その名のとおり、ベットを車内に展開できる。車両を購入したらすぐに使えるので、あれこれ道具を揃える必要もないのが嬉しい。
ちなみに「マルチベッド」は2020年に5代目セレナに初めて設定された仕様で、今回のモデルで2代目となっている。新型になったタイミングでは存在せず、今回のマイナーチェンジで設定されたことから、ある程度の需要があったことが考えられる。
マットレスには「CORDURA」という、軍などにも採用される撥水素材の頑丈なアメリカ製のナイロンを採用したモノも選べるので、アウトドアとの相性も抜群だ。なお、車内には1500Wまで対応するコンセントも設定される。電源の確保もバッチリだ。もちろん、ポータブルバッテリーなどを一緒にもち込めば、環境はさらに充実するはず。
マルチベッドは、e-POWERと2リッターガソリンエンジンモデル、オーテックやハイウェイスターV、Xといったパッケージを設定し、2WDと4WDモデルも選べるので、ウインタースポーツを楽しむ人にも嬉しい。
「車中泊用のクルマを作ろう!」となると、DIYが好きな人であれば工作する時間も楽しいかもしれないが、実際はなかなかに手間がかかり、費用も思っていた以上に必要となることが多いので、ディーラーに行って注文するだけで手に入るのは大きなメリットとなる。もちろん、新車保証も付随する。
価格は361万4600円〜509万9600円だ。
ちなみに、マルチベットの追加のほか、「マルチボックス」というユニークなモデルも追加されている。こちらは、2列シート5人乗りのシートレイアウトはマルチベッドと同じだが、ベンチ・テーブルとしても使用可能な大容量の収納ボックスを備えたモデルとなっている。
荷室スペースに設置した収納ボックスは上面と側面を開閉でき、荷物の出し入れの利便性が高いのはもちろん、ボックス内部にも開閉可能な仕切りを備えて、荷物を整理して収納することができる家具的な側面ももっている。
ボックス内にアウトドアアイテムなどの趣味の道具を整然と積めるだけでなく、災害時の非常持出し用品の保管場所などとしても活用できるので、まさに移動できる秘密基地的な1台だ。
そのほかにも、ボックス上面の天板の一部をもち上げてテーブルとして使用ができるほか、ボックスをベンチにして食事やデスクワークなどにも使える。また、マルチベッドと同じく耐水性、撥水性に優れたCORDURA製の生地を採用したベッドマットをオプション設定しているので、こちらも車中泊に使うことができる。
名前のとおり、まさに”マルチ”な”ボックス”なのだ。
こちらは2リッターガソリンモデルが2WDと4WDモデルが選べ、e-POWERは2WDモデルのみ。ベースはX、ハイウェイスター、オーテックの3モデル。価格は357万2800円〜473万5500円だ。
”電気の日産”なんてよくいわれているが、これからは”車中泊の日産”になるかもしれない!?
