
この記事をまとめると
■東京オートサロン2026が1月9日(金)より開幕した
■シボレーが久々にブースを出展しコルベットを展示した
■ハイパフォーマンスモデル「Z06」の特別仕様車がもち込まれた
ハイパフォーマンスモデルのさらに上をいく特別仕様車現る
東京オートサロン2026にコルベットが帰ってきた。
マイナーチェンジを受け、よりパワフルで競争力の増したZ06は、2020年のオートサロンで発表されたC8に続き、2台目のジャパンプレミア・コルベットとなったのだ。しかも、展示されるのは特別仕様車のSantorini Edition(サントリーニ エディション)というレアモデル。アメ車好きでなくとも、心躍るコンテンツに違いない。
そもそもZ06は耐久レースパッケージのオプションコードだったものが、C5以降はレーシーなパッケージを指した車名に変わったもの。そして、C8になってコルベット初のミッドシップZ06となったわけで、名実ともに「レースで勝つためのモデル」に仕上がっている。実際、コルベットの伝統だったOHVエンジンと訣別し、新たにDOHCとなるなど、シボレーの本気がひしひしと伝わってくる。
GTレースで勝つために選ばれたエンジンは、完全新設計の5.5リッター V8DOHC「LT6」で、最高出力646馬力、最大トルク623N・mを絞り出す。無論、コルベットらしく自然吸気にこだわっているのはいうまでもないだろう。ここに、鍛造チタンコンロッド、鍛造アルミピストンといった高品位なパーツを投入し、高回転化をはじめ、低重心化も推進したという。
また、左右バンクの空気量を均等にできる、フラットプレーンクランクシャフトの採用も新Z06の大きなトピック。しかも、軽量に仕上がっているために回転慣性も低く抑え、回転上昇のスムースさと、8550rpmという最大回転数を実現。このほか、チタンバルブや絶妙なスワールが与えられたヘッドまわりなど、まさにレースからのリバーステクノロジー満載である。
このエンジンに対し、シャシーのチューニングも抜かりのないもの。磁性流体を駆使したマグネティックセレクティブライドコントロールは、ショックアブソーバーのレートを瞬時に制御するGMが誇るハイテクサスペンション。1.22に達する旋回Gでリニアに反応するハンドリングは、テストドライバー全員が絶賛したという。こうしたチューンアップに伴い、車幅が従来のクーペよりも85mm拡幅され、リヤタイヤは345/25 ZR21という極太サイズへと拡大されている。
東京オートサロン2026で展示されている限定2020台の特別仕様車「サントリーニエディション」は、コンバーチブルを選べばエンジンベイのパネルがクリアパーツになるなど、所有欲を大いにくすぐるもの。また、クーペではブレンボのカーボンセラミックブレーキが装備され、徹底的に走りの追求ができるという。なお、マイナーチェンジ前のクーペも同時に展示されているので、エクステリアの進化などを見比べてみるのも一興だろう。
