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「日常使いで困ること? ありません」 三菱トライトンが相棒の女性ジャーナリストが語るトライトンの万能っぷり (2/2ページ)

「日常使いで困ること? ありません」 三菱トライトンが相棒の女性ジャーナリストが語るトライトンの万能っぷり

タフな性能と日常生活の利便性が同居する三菱トライトンの実力

「このクルマならまた一緒に冒険に出かけられる!」2023年の夏、ひと足お先にタイで発表され、その姿を見た途端に閃きました。明けて新年、日本で試乗してみて、それは確信に変わり、2024年の夏以来、三菱トライトンは、信頼の置ける私の相棒となっています。

 まず惹かれたのはカッコよさでした。なぜだかわからないのですが「レーシングカーはカッコよくなければ速く走れない」と昔からいわれていて、その言葉の裏には、心を寄せられるクルマのほうが一体感を得やすいという理由が隠されているのではないかと想像しているのですが、やはりカッコイイと思えるクルマのほうが愛着が湧きますよね。

 しかもラリー競技は、朝から晩まで乗っている時間がとても長い。長い時間をともに過ごすなら、お気に入りのほうがいいに決まっています。

 だからというわけじゃないのですが、私のラリーカーはみなさんが見たら驚くほど、インパネまわりなどはノーマルのまま。もともとトライトンは、競技車両にするには豪華すぎるくらい質感が高く快適装備も揃っているのですが、逆を返せば競技にそのまま使えるくらい、使いやすいということでもあります。デザイン性と機能性が見事に融合しているんですよね。

 じつはここが大事で、タイで行われているような道なき道を行くラリーとは違い、日本でのラリーはWRCに参戦する車両が走るのと同じコースを走りますから、狭くてクネクネしてハイスピード。逆の意味で究極の状況なのです。そして、その狭くクネクネしたハイスピードのコースからコースへの移動は、ほかの車両とともに交通ルールを守って普通に走って移動しますから、高速道路から市街地まで、じつにさまざまなシチュエーションで使いこなせる必要があるんですよね。

 長時間乗るからこそ快適性も必要項目です。競技車両に快適性? と思われるかもしれませんが、移動区間ではクルーの体力を温存し、スペシャルステージでは思う存分力を発揮できることが大切ですから。その点でも助けられています。

 そう、初めて市販車のトライトンに乗った際に、これはピックアップトラックというよりも、SUVの新ジャンルと呼んだほうがしっくりくると思ったほど、快適性が高いことに驚いたんですよね。目で見える質感の高さもそうですが、高級オーディオが楽しめるくらい静粛性も高いし、乗り心地もイイ。後ろに荷台のついたピックアップトラックに乗っているという感覚は、まったくといっていいほど感じなかったのを覚えています。

 じつは、ここが大切なポイントで、日常使いでは、アウトドア用品を積みっぱなしにしている方や、お部屋のようにカスタマイズしている方を除けば、意外と荷台は空っぽで乗っているシチュエーションのほうが多いと思うんです。トライトンはその状態でも、後ろが跳ねることはなく乗り心地もイイし、走行安定性も高い。通常、こういった形状のクルマは、ある程度荷物を載せたときにバランスが取れるようになっているものが多いのですが、トライトンはどんな状況でも安定しています。

 ちなみにトライトンは、2026年モデルからパフォーマンスダンパーが装着されたんです。これ付けると、さらに安定性が上がるんですよ。何を隠そう、ひと足お先に私のラリーカーに装着していたのですが、コーナリングや高速走行での安定感がグッと増しました。

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