
この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2026で新型レーシングカーVITA-02が初披露された
■エンジンを刷新しHALOとパドルシフトを新採用して将来の継続性と安全性を強化
■VITA-01からのコンバージョンも用意し2027年から混走で本格導入が始まる
VITAをこれからも続けるために
大阪オートメッセ2026のダンロップブースにはとあるレーシングカーが展示されていた。全国各地のサーキットでワンメイクレースが開催されているVITAだ。VITAはダンロップタイヤのワンメイクとなっているが、展示パネルをよく見てみると、これまでの「VITA-01」ではなく「VITA-02」の文字が! なんとVITAがフルモデルチェンジをしたのだ。
これまで長い間レース専用のエントリーマシンとして親しまれてきたVITA-01。しかし、これだけモデルライフが長くなってくると部品供給の問題が出てくる。もちろん、基本的な部品はVITA-01を製造するVITA CULB株式会社がコンストラクターとしてしっかりと供給している。しかし、エンジンは別問題だ。もともとヴィッツなどに搭載されていた1NZ-FEを使用していたが、このエンジンの安定供給に怪しい雲行きが漂ってきていたのだ。
そのため、「今後のVITAはどうなるのだろう?」という話題がレース関係者の間ではされていた。盛り上がっているカテゴリーであるために、エンジン供給の問題でこのまま終わらせてしまってはもったいないという声も多くあった。そのようななかで、今回VITAはVITA-02へと進化した。その進化内容を見てみると、これからも続けられるように、そしてこれまで続けてきたユーザーも続けられるようなさまざまな工夫が施されていた。
まず、もっとも問題視されていたエンジンだ。これはヴィッツの後継モデルであるヤリスなどで採用されているM15A-FKS型が搭載されることとなった。これにより4気筒から3気筒になっている。コンピューターは現在テスト段階であるためフルコンのLINKを使用しているが、デリバリー時には国産ECUへと変更される予定だ。また、今後もオープン車両でレースを続けていくために、フォーミュラの世界ではスタンダードとなっている「HALO」が装着された。
