
この記事をまとめると
■大阪オートメッセ2026にエアロパーツメーカー「K-BREAK」がブースを出展
■エアロパーツをまとった「JIMRIDE SAMRAI JIMMNY」を展示
■現行型ジムニーを北米版ジムニーシエラ「サムライ」風に仕立てていた
往年の名車をエアロパーツで現代にリバイバル!
西日本最大級のカスタムカーイベントとして知られる大阪オートメッセ2026が開催されました。700台を超える展示車両と21万人以上の来場者を集め、その人気と影響力を改めて示しました。限定パーツや新作ホイールの発表も行われ、商談の場としても活発に機能。カスタム市場の活況を象徴する催しとなりました。
その多くのブースのなかで訪れたのは、ハイトワゴンやジムニーなどの軽自動車から、スポーツ系、そしてVIP的な高級路線までと幅広いラインアップでエアロパーツを展開している「K-BREAK」。広く取られたブース内には、その多くのラインアップのなかから、このお祭りにふさわしいとセレクトされた一部の車両たちが並んでいました。
その魅力的なカスタム車両たちのなかで、不思議と目を惹いたのがこの「JIMRIDE SAMRAI JIMMNY」です。この車両は前回も展示されていましたが、興味を惹かれたので改めて紹介していきましょう。
その前にまず「JIMRIDE」から説明すると、この名前は「K-BREAK」のジムニー用エアロパーツのブランドの名前。そのスタイル提案のひとつが「SAMURAI」です。ちなみに「SAMURAI」というのは、かつて1980年代半ば頃に北米でラインアップされていたJ13型のジムニーシエラのサブネームです。
その好調な販売に危機感を覚えた現地の某メーカーの横槍で、横転の危険があると告発されたことから、その対策として、ワイドトレッド化、スプリング取り付け幅の拡大、スプリングレートの強化、低扁平タイヤの採用などで、低重心化と操縦安定性の向上を図った、ローダウンスタイルのジムニーが販売されていました。この「JIMRIDE」の「SAMURAI」カスタムは、その当時のスタイルを意識して、あえてローダウンさせるという、メインストリームとは異なるアプローチでまとめられた1台です。
フロントビューで特徴的なのは、グリルの特大「SUZUKI」ロゴと、メッキ仕上げのクラシカルな雰囲気をかもし出すバンパーです。このふたつのパーツの装着により、当時の雰囲気が演出されています。バンパーの素材は当時のスチールにメッキではなく、サビにくいステンレス製として耐久性の向上を図っているようです。前後とも同じつくりで、ウインカーはJA11型ジムニーのものが装着できる作りとなっていて、これも当時の雰囲気作りに効いています。
そして、ローダウンスタイルを寄り際立たせるため、シエラの純正よりも大幅にワイド化させる「オーバーフェンダー(ver.1)」を装着。ジムニーならサイドステップをあわせるのが一般的ですが、こちらはサイドスカート的な形状のものを合わせることで、オンロードのスポーティな雰囲気を作っています。
そのワイドなオーバーフェンダー内にはWORK製のCRAG GALVATREホイールをセット。ワイド化にともなって、15インチ・8Jの−19mmオフセットという設定でフィットさせています。組み合わせるタイヤもローダウンに合わせて径を絞ったもので、BFグッドリッチ製Radial T/Aの205/60R15を履かせています。
さらに、足まわりはIDEAL社製のエアサスを装着。純正よりも車高を低く落としてバランスを調整しています。
後ろにまわると、黄色のスマイルマークがあしらわれたスペアタイヤカバーが目に留まります。JIMRIDE製のリヤバンパーを装着するには、このスペアタイヤを上方に移動する必要があるので、専用キットも装着されています。また、ピンと跳ね上がった形状のルーフスポイラーもまた、全体のスポーティな雰囲気作りに貢献しています。
現行モデルが発売されてからもう7年が経過しているジムニーですが、まだまだカスタム界隈は花盛り。そんななかで、こうした主流とは異なるアプローチのモデルが出てくるのは嬉しい流れです。まだまだジムニーのカスタムから目が離せません。
