
この記事をまとめると
■日産車には「ハイウェイスター」という人気のグレードが存在する
■元々はラルゴに設定されたモデルでオーテックジャパン(当時)が架装していた
■人気モデルとなったのでその後も多数の車種に設定された
人気爆発によりカタログモデルへ
多くの日産車に設定され、現在も人気グレードとなっている「ハイウェイスター」。執筆時点では、軽自動車のデイズ、ルークス、ミニバンのセレナ、そしてエルグランドに設定されている。エルグランドはまもなくフルモデルチェンジが控えており、新型にもハイウェイスターが継続設定されるのか気になるところではあるが、今回はそんな人気グレードのハイウェイスターについて振り返ってみたい。
現在はグレードのひとつとなっているハイウェイスターだが、この名前が最初に使用されたのは1995年8月に登場した「ラルゴ ハイウェイスター」で、ラルゴはセレナをベースに3ナンバーボディと大きめな排気量のエンジンを搭載したモデルだった。
このラルゴ ハイウェイスターは日産のカタログモデルではなく、オーテックジャパン(当時)が手掛けるカスタマイズカーという扱いであり、専用のエアロパーツとアルミホイール、専用シート生地や木目調パネルなどを備えたものとなっていた。
そして1996年4月にはセレナ(初代)にもラルゴと同様のカスタマイズがなされたハイウェイスターが追加され、どちらも瞬く間に人気車種となったのである。
このラルゴ/セレナのハイウェイスターはほかのオーテックのカスタマイズカーと同様に、ベース車をオーテックジャパンの工場で架装して出荷するものだったのだが、人気が集中して生産量を大きく上まわる注文が入ってしまったことで長納期となったため、モデル途中からは日産の工場で組み上げられる完成車に変更されるまでになったのだった。
その後、ハイウェイスターはエルグランドや、プレサージュ、バサラ、プレーリーリバティ、ラフェスタといったミニバンを中心に設定され、ミニバンというファミリーカーでありながら、ひと味違う個性を出せるモデルとして、クルマ好きファミリーを中心に人気を博して現在に至っている。
ちなみにハイウェイスターは基本的にはグレード名として使用されているが、2011年に登場した2代目ラフェスタ ハイウェイスターは初代モデルも継続販売していた都合上、初代を「ラフェスタJOY」、2代目を「ラフェスタ ハイウェイスター」と、ハイウェイスターまでを車名として呼びわけていた。
