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ジムカーナといえばMT……なんて時代じゃない! 超有名ドライバーが力を入れる「AT+電動駐車ブレーキ」カテゴリーがいま激熱だった (2/2ページ)

ジムカーナといえばMT……なんて時代じゃない! 超有名ドライバーが力を入れる「AT+電動駐車ブレーキ」カテゴリーがいま激熱だった

この記事をまとめると

■全日本ジムカーナ選手権の第1戦が筑波サーキットにて3月7日〜8日に開幕した

■電動駐車ブレーキの普及やAT車が増えたことによりクラス区分が変わってきた

■大きな改造をしないでも楽しめる車両規定が人気を集めている

AT車の人気が高くなってきた

 2026年の全日本ジムカーナ選手権では、クラス区分の変更により、いわゆる “2ペダル車両クラス”が面白くなりそうだ。

 具体的なクラス区分としては、電気式駐車ブレーキが装備された二輪駆動モデルが「PE1クラス」、PE1クラスに該当しない電気式駐車ブレーキが装着されたモデルが「PE2クラス」、そして、自動変速機付きの二輪駆動車モデルが「PN ATクラス」といったように細分化を実施。

 その結果、3月7日〜8日、筑波サーキット・コース1000で開催された全日本ジムカーナ選手権 第1戦「ジムカーナin筑波」には、PE1クラスに7台、PE2クラスに10台、PN ATクラスに9台が参戦していた。

 ダブルエントリーがあったにせよ、開幕戦ということを考えると参加台数は上々で、しかも、この絶妙なクラス設定が功を奏したのか、PE1クラスにはMINI JCW E、日産リーフといったEVに加えて、ハイブリッドのトヨタ・プリウス、スポーツモデルのホンダ・シビック タイプRなど多彩な顔ぶれである。

 さらにPE2クラスはアルピーヌ110Sやポルシェ911GT3、アウディTTRSといった高級スポーツが勢揃いで、PN ATクラスにはマツダ・ロードスターやスズキ・スイフト、トヨタ86、スバル BRZ、さまざまなMINIが参戦するなど、身近なスポーツモデルが参戦していた。

 振り返れば、全日本ジムカーナ選手権に2ペダル車両クラスが導入されたのは2021年だが、四輪駆動車を対象にしたJG9クラスはシーズンを通して不成立となり、二輪駆動車のJG10クラスも最大エントリーは8台のみだった。

 2022年になるとJG10クラスに山野哲也選手がアルピーヌ110S、河本晃一選手がスバルBRZで参戦するなど、チャンピオン経験者が続々とエントリー。さらにスズキ・スイフト、トヨタ 86、ダイハツ・コペンに加えて、マクラーレン 600LTやポルシェ 991GT3R、ルノー・ルーテシアや日産ノートが参戦していたが、パワーで有利なスーパーカーが有利な状況となっていた。

 2023年は電気式パーキングブレーキが装着されたPE1クラス、2ペダル車両のPE2クラスに再編成されたが、スーパーカーが集うPE1クラスに対してPE2クラスが成立したのは、わずか2戦のみ。しかし、2024年に河本選手がPE2クラスをターゲットに、2ペダルジムカーナの普及と次世代ドライバーの発掘と育成を目的とする「チャレンジPE2プログラム」(CP2)を立ち上げたほか、ほかのユーザーも電動式駐車ブレーキをもつ大衆スポーツカーで参戦するように、その流れは2025年も継続されるようになっていった。

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