
この記事をまとめると
■新車発表会はホテルなどのイベント会場で行われることが多い
■メーカーが力を入れている一押しモデルは変わった場所でやる場合もある
■意外な場所で発表会を行ったメーカーと車種を紹介する
新車発表会はメーカーにとって一大イベント
新車の発表というのはクルマ好きにとって、興味のないクルマであってもワクワクしちゃうもの。この期待感をマックスに盛り上げてくれるのが、ほかでもないメーカーによる発表会に違いありません。たいていは、ホテルなどのイベント会場を使ってショーアップするのが一般的。ですが、なかには意外なロケーションを駆使した発表会もありました。そんな意表を突く発表会とクルマを振り返ってみましょう。
ランボルギーニ・テメラリオ(2024)
ご記憶の方もいらっしゃるでしょうが、ランボルギーニ初のV8ハイブリッドモデルとして生まれたテメラリオは、国立競技場を貸し切った発表会を開催しました。その際、フィールドトラックを100台以上のランボルギーニがパレードするという一大スペクタクルとなり、全国ニュースでも注目されたほど。もっとも、SNS上では「環境性能に優れるハイブリッドのお供が100台以上のV12って⁉」などと辛らつな意見も。ともあれ、大半は「ランボらしく派手でよろしい」と称賛の意見が寄せられていました。
フェラーリ・プロサングエ(2022)
フェラーリは発表する国の文化に寄り添うことでも定評があります。2022年にはプロサングエ発表の場に、世界遺産に指定されている京都の仁和寺をチョイス。フェラーリのレッドと、そこかしこにひかれた緋色の毛氈がマッチして、「和」のテイストがマシマシ。また、2010年には458イタリアの発表会を東京の増上寺で開催。有名な重要文化財の三解脱門を背景にした姿は世界中でセンセーションを引き起こしたとされています。いずれの寺院もフェラーリだからこそ商業利用を許したとされ、あらためて跳ね馬ブランドの底力を思い知らされた気がします。
フォード・マスタング(1964)
アメリカに目を移してみると、さすがショービジネスの国だけあって発表会も桁違いでした。初代マスタングのお披露目は、なんとエンパイアステートビル86階にある展望台を舞台に開催されたとのこと。ご存じの方も多いと思いますが、エレベーターは人員用だけしかないビルで、どうやってマスタングを運び上げたのでしょう。
じつは、クルマをざっと4分割してエレベーターに積み込むという驚きの手法が用いられたそうです。たしかに、あの高さの展望台にクルマが飾ってあればインパクトは十分すぎるほど。とはいえ、どうしてそこ? と首をかしげる方もいらっしゃるかと。それこそ、アメリカのショーマンシップといわざるを得ないでしょう。
