国立競技場をランボが貸切! 日本のお寺にフェラーリ! エンパイヤステートビルの展望台! ビックリ発表会を開催したメーカー6選 (2/2ページ)

ド派手な発表会は場所も規格外!

メルセデス・ベンツSクラス(2017)

 これまた大きなニュースとなったので、ご存じの方も多いでしょう。2017年、メルセデス・ベンツは新型Sクラスの発表会場を東京外かく環状道路(三郷南IC〜高谷JCT間)のトンネル内に選びました。開通前とはいえなかなか大胆な催しですが、これは自動運転技術(運転支援システム)アピールという狙いがあったとのこと。演出とはいえ、まだ誰も走ったことがないトンネルを自動運転のSクラスが颯爽と走り出すとはたしかに粋なはからいに違いありません。

マセラティ・レヴァンテ(2018)

 ランボルギーニ劣ることなくゴージャスな発表会を催したのが、マセラティのSUV、レヴァンテGTS。2018年、4日間にわたって日本最大の客船「飛鳥II」をチャーターし、なんと洋上でのお披露目イベントを開催したのでした。たしかに、ブランドの象徴である「トライデント(三叉槍)」は海の神ポセイドンにちなんだものとはいえ、「太平洋のど真ん中」で新車を発表するのは、世界の自動車業界でも初めてのこと。マスタングと同じく、船のデッキにどうやって運んだ? と思われるでしょうが、こちらは横浜港のクレーンで軽々と積み込めた模様。マセラティの顧客は大喜びしたのでしょうが、果たして何台の成約がかなったものか、一般庶民はそちらのほうが気になります。

ソニー・ホンダモビリティ(2024)

 マスタングのエンパイアステートビルに負けていないのが、ソニー・ホンダモビリティのアフィーラ(プロトタイプ)発表会。会場は虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上部に位置する情報発信拠点「TOKYO NODE」で、Perfumeの結成25周年を記念したエキシビション「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」に協賛する形で開催されました。

 地上200メートルの45階アライバルホールでは、クリエイターと共創した音と光の特別な演出が施されたほか、Perfumeが体現する「身体性×テクノロジー」と、AFEELAが追求する「感性×モビリティ」の融合といったテーマが表現され、意識高い系の顧客を大いに魅了したとされています。この成功を受け、アーティストとのコラボによるショーアップという発表手法はこれからも増えていくのではないでしょうか。

 まあこの話題のアフィーラ、本当につい先日、2026年3月25日に販売と開発中止が決定しちゃいましたがね……。


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石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

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