ショーを成功に導く鍵は「輸入車」にあり! 欧米はもちろん「中韓のクルマ」も積極的に扱うのが吉 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■東京モーターショーは輸入車ブランドの出展数が少なくなっている

■ジャパンモビリティショーでは久々にドイツ系ブランドが数社戻ってくる予定だ

■今後は世界的に注目されている中国や韓国の自動車メーカーも誘致すべきだろう

イベントの盛り上がりには輸入車がキーとなる

 東京モーターショーに輸入ブランドがほとんど出展しなくなって久しくなった。なお、今年開催される「ジャパンモビリティショー」では、国内で売れ筋となっている、一部ドイツ系ブランドが久々に会場に戻ってくる予定となっている。

 輸入ブランドが出展しなくなった背景はいろいろあるようだが、大きなところでは東京モーターショーよりも、上海や北京と言った中国のモーターショーのほうが開催規模は大きく情報発信力が高く、新車販売市場規模もいまでは世界一となっていることが挙げられる。

 日本は自国メーカーと輸入ブランドの市場が明確にわかれているともいわれ、輸入車や個々のブランドのファンをつなぎとめるには、モーターショーに出展する予算を個々の販促イベントに使ったほうが効率は良いとの判断もあるようだ。また、日本車が一時期よりも新機軸が少なくなっており、ショーに出てまでも情報収集する必要がなくなったというものもある。

 中国以外でも、東南アジア各国が経済成長とともに裕福になり、ニーズが期待できるようになったので、日本よりも成長著しい市場が優先されていることもあるようだ。

 また、東京モーターショーに出展しても、メディアは日本メーカーばかりを取り上げるので、東京モーターショーでワールドプレミアモデルを用意するなど、気合いをいれても拍子抜けしてしまうということもあったようだ。いつまでも「日本車世界一」みたいな報道を続けるなかで、いまでは日本メーカーがBEV(バッテリー電気自動車)で立ち遅れが目立つ状況になってしまっても、その基本的スタンスは変わらないようにも見える。

 いまでも地方都市では、地元輸入ディーラーが市販展示車を持ち寄って輸入車ショーを行っているが、もうちょっと規模の大きい輸入車ショーを開催してみてはいかがだろうか。いまどきは市販モデルといっても、ドイツ系を中心に輸入BEVが日系メーカー車より多くなっているので、それだけでも見ごたえはあるだろう。

 さらに、どこがというのは別としても、主催者の営業努力により、本国の本社も巻き込んでワールドプレミアモデルをいくつか仕込んでおけば見ごたえもあるはずだ。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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