思ったよりも普通になっちゃった! 市販車より「明らかにイケてた」コンセプトカー4台 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■コンセプトカーは近い将来に登場するモデルを表現していることがある

■しかし市販化の際にデザインが改められてしまうケースも

■この記事ではコンセプトカーのほうがよかったと思うモデルを紹介

印象が変わってしまうクルマは少なくない

 多くのモーターショーで展示されるコンセプトカーは、未来のモビリティをイメージした完全なコンセプトモデルから、近い将来登場するモデルを示唆した現実的なものまでさまざまだ。

 今回はそんなコンセプトカーのなかから、実際に販売はされたものの、デザインが残念ながら改められてしまい、“コンセプトカーのほうがよかったな~”と思ってしまったモデルを独断と偏見でピックアップしてみたい。

スバル VIZIV ツアラーコンセプト

 2018年のジュネーブショーで初公開となったVIZIV ツアラーコンセプトは、2020年に登場した2代目レヴォーグのコンセプトモデルとなっていた。

 全体的なフォルムやフロントマスクのデザインなどは市販車にもしっかり落とし込まれているものの、コンセプトカーのほうがよりワイドで力強いブリスターフェンダーを持っており全高も低め。また、ボンネットに備わるエアスクープも窪んだデザインとなっており、市販モデルよりも走りのイメージが強まっていたのである。

BMW コンセプトZ4

 2017年のペブルビーチ・コンクールデレガンスで初公開され、東京モーターショー2017にも展示されたコンセプトZ4は、3代目Z4の基となった1台だ。

 スープラの兄弟車としても知られるZ4の市販モデルは電動ソフトトップを備えたモデルとなっているが、コンセプトモデルはフェアリングを備えたスタイルとなっており、フロントウインドウを支えるAピラーも、一見するとウインドウレスにも見えるような細いものとなっていた。

 また、フロントマスクも逆スラントしたアグレッシブなものとなっており、さすがに歩行者保護の観点からそのままの販売は難しかったのだろうが、スタイル的には圧倒的にコンセプトモデルの方が魅力的だった。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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