
この記事をまとめると
■インフィニティ QX80 R-SPECはGT-Rのエンジンを搭載
■全長5.3mの巨体が1000馬力のスーパーカー級性能に変貌
■QX80 R-SPECは次期GT-Rへの期待高まる1台だ
泣く子も黙る怒涛の1000馬力SUV
日産を代表するスーパースポーツとして、惜しまれつつ2025年8月をもって生産が終了したGT-R。現在は後継車種についての正式なコメントはなされていないものの、オフライン式ではイヴァン・エスピノーサCEOが次世代モデルの登場についてコメントを残すなど、その灯火は消えていないことを示唆している。
そんなGT-Rをリスペクトしたモデルが、2025年11月にラスベガスで開催されたSEMAショーにて公開された。それが「インフィニティ QX80 R-SPEC」である。
ベースとなったインフィニティQX80は、日産の高級ブランドであるインフィニティのラインアップのなかでもフラッグシップSUVとして位置づけられているモデルであり、2024年8月に新型が登場したばかりのモデル。
海外向けのフラッグシップSUVということもあって、ボディサイズは全長5360mm×全幅2350mm×全高1980mmとビッグサイズで、全席ファーストクラスと銘打たれた8人ぶんの座席が用意されている。
搭載されるパワートレインはVR35DDTT型と名付けられた新開発の3.5リッターV6エンジンで、最高出力は336kW(457馬力)、最大トルクは700Nmを誇り、組み合わされるトランスミッションは9速AT。駆動方式はFRと4WDが用意されるというハイパフォーマンスさも兼ね備えているのだ。
そんなQX80をベースとしたR-SPECは、心臓部をGT-Rに搭載されていたVR38DETTに換装した上でターボチャージャーやインタークーラー、エキゾーストマニホールドに大容量燃料噴射システムを搭載して、1000馬力にまで出力をアップ。
当然足まわりもそれに合わせてアップグレードがなされており、ブレーキにはGT-R譲りのカーボンセラミックブレーキを採用し、24インチという巨大なサイズのホイールもGT-Rにインスパイアされたブロンズカラーのものが装着され、組み合わされるタイヤは315サイズという超幅広のものだ。
そしてエクステリアはGT-R T-SPECにインスピレーションを得た専用ボディキットが装着され、より低く、ワイドでアグレッシブなスタイルとなり、ボディカラーには歴代のGT-Rに採用されたミッドナイトパープルを彷彿とされるカラーが採用されている。
さすがにこの車両はあくまでショーモデルで市販化がなされる類のものではないだろうが、海外のカーショーでGT-Rをリスペクトしたカスタマイズカーがメーカーから出展されるのはうれしいところ。ぜひ、次期型GT-Rについても多くのユーザーを熱狂させるモデルとして登場してもらいたいところだ。
