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いまの市販車にどのぐらい反映されてる? 10年前の東京モーターショーを振り返ってみた (1/2ページ)

いまの市販車にどのぐらい反映されてる? 10年前の東京モーターショーを振り返ってみた

この記事をまとめると

■自動車業界は10年で大きく様変わりしている

■今から約10年前の2015年に開催された東京モーターショーをプレイバック

■当時話題になったクルマも現在では販売されていないケースがあった

10年前の東京モーターショーを沸かせたクルマたち

 10年ひと昔というけれど、クルマの進化、クルマを取り巻く環境はここ10年、すさまじいものがあり、今ではショーの花形を飾るのは電動車ばかり。しかし、10年ぐらい前の東京モーターショーに出品されたクルマたちはどうだったのかといえば……。ここでは約10年前の2015年の東京モーターショーに出展された注目のクルマたちをメーカー別に紹介したい。

 まずはトヨタだ。メインで飾られていたのは、この年の12月に発売された、トヨタ・ニューグローバルアーキテクチャーを採用し、新開発のGA-Cプラットフォームを用いた4代目プリウスだった。イエロー、レッド、ベージュ系の3色の新型プリウスがステージを飾り、当時のJC08モード燃費はEグレードでなんと40.8km/L!! そのほかのグレードでも37.2km/Lを達成し、世間を驚かせたものだ。

 また、翌年の2016年に初代が発売された、トヨタの世界戦略車、コンパクトクロスオーバーモデルのC-HRのコンセプトモデルも、参考出品車としてお披露目。ニュルブルクリンクをはじめとする世界各地で走行テストを行い、i-MT機構を備えた6速MTも用意されるという、運動性能にこだわりまくりのクロスオーバーモデルとしては斬新なスタイリングを纏った1台だった。1代限りで2023年に日本国内での生産を終了しているが、今でもそのルックスは斬新であり、高く評価されている。

 コンセプトカーとしては、TOYOTA S-FRも注目を集めた。トヨタのライトウエイトスポーツの提案であり、小さい、軽い、エントリーカーがコンセプト。後輪駆動のFRレイアウトであることは、車名からもわかる。そしてそのTOYOTA S-FRは、トヨタ、ダイハツ、スズキの共同開発による、トヨタのコンパクトスポーツカーとして、ダイハツはビジョンコペンとして、スズキはカプチーノの再来として市販化を目指しているという情報もあり、2027年の発売が浮上している。

 クルマ好き、スポーツカー好きが興奮したブースが、ホンダだった。ホンダは翌年、2016年の時点で26年ぶりのフルモデルチェンジを行った新型NSXを展示。「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」を採用することで、エンジンだけでは達成することが難しいハイレスポンスと、極めて優秀なハンドリング性能を両立、新たな走りの喜びを追求したホンダならではのスポーツカーであった。価格はホンダ車としては破格の2370万円であった。

 そうした高額車とともにスポーツカー好きの熱い視線を浴びていたのが、ニュルブルクリンクにおいてFF車最速を目指したシビック タイプRだ(当時、量産FF車におけるニュルブルクリンク北コースの最速タイムを更新。7分50秒63を記録)。イギリス生産の車両で、2015年7月から欧州で販売されていたが、日本では10月28日に公開、発表。750台限定販売であった。東京モーターショーは10月29日からの開催だから、まさに発表の翌日に日本で初披露されたというわけで、注目を浴びないわけにはいかなかった。

 そのほか、すでに2013年の東京モーターショーでHonda S660 conceptとして公開され、2015年4月に発売された軽ミッドシップオープンスポーツのS660も大きな話題を呼んでいた。

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