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「水抜き剤入れましょうか?」「オイル黒いですねぇ……交換しましょうか」 ガソスタのセールストークを断りたいときの正解とは?

「水抜き剤入れましょうか?」「オイル黒いですねぇ……交換しましょうか」 ガソスタのセールストークを断りたいときの正解とは?

この記事をまとめると

■ガソリンスタンドではオイル交換や水抜き材を勧められることが多かった

■ガソリンだけでは利益率が低いために用品関係の販売が積極的に行われていた

■断り方に注意しないとSNSなどで晒されるリスクがあるので注意が必要だ

ガソリンスタンドでのセールスの断り方

 近所の奥さんに行き会い、挨拶したところ困り顔でこんなこといわれました。

「このあいだ●●スタンドでガソリン入れたんですけど、そのときに『オイルが真っ黒なんで交換しましょうか』って笑顔で言われたもんだから断りづらくって」

 ははあ、こりゃ女だからってカモられたんだな。で、オイルを交換しちゃったのですか?

「いえ、主人に相談しないとならないって、懸命にかわしたんです。そしたら、水抜き剤もそろそろ入れたほうがいいとかなんとか」

 なかなか粘りますねえ。で、それも勇気を出して断ったのかと聞いたところ

「そうなんですけど、ついカッとしちゃって『しつけーよ!』て怒鳴っちゃって」と、顔を赤らめる奥さん。ついては「そういうときの上手い断り方ってないかしら」というご相談だったのです。

 いまと違ってセルフサービスのGSが少なかったころ、「オイルみましょうか」や「バッテリーのチェックしましょうか」といった声かけは、悪意こそなしにしても商売上のカモを見つける常套句だったかと。そもそも、GSにとってガソリンや軽油自体の販売利益は非常に薄いため、オイル交換や洗車、タイヤ販売などの「油外(ゆがい)収益」こそ店舗運営の生命線。それゆえ、店員にはオイルや添加剤の販売ノルマが課せられていることが多く、本来交換が不要なレベルでも、積極的に勧めてくるケースが少なくなかったのです。

 先の奥さんにしてもゲージについたオイルが「黒いから交換しましょう」という定番トークにはじまって、距離計を覗き込みながら「そろそろタンクに水が溜まってるので、水抜き剤どうぞ」などなど。仕上げとばかりに「いまなら工賃無料キャンペーン中なのでお得ですよ」と白い歯をピカッと見せるというね。だいたい、ガソリンスタンドで整備士の資格をもった店員さんはレアですし、「少しでも汚れていれば交換を勧める」というマニュアルに沿って動いているだけのこと。つまり、たいていは売り上げ目当てのあてずっぽうといって差し支えないのかと。

 とはいえ、(先の奥さんのように)オイルやバッテリーなど基本知識に乏しい方は毅然とした態度では断ることがしづらいはず。ここは、自分なりの管理ルールをもつとか、交換時期を書いたステッカーをどこかに貼っておくなどの工夫がよろしいかと。また、「しつけーよ!」と怒鳴り散らすというのはSNS全盛のご時世にあっては言語道断。即座に炎上、偏見コメントに心折れること間違いなし。もっとも、無理な売り込みをするGSもずいぶん叩かれていますけどね。

 そこで面白おかしく断るセリフを流行りのAIに聞いてみたところ、次のようなサンプルが提案されました。

「僕のクルマ、ビンテージの特注オイルしか受け付けないワガママ体質なんだ」

 これなら在庫のオイルは勧めづらくなりますね。

「お財布タンクが寂しくてオイルどころじゃないんだよね」

 お金がない相手ならむしり取ろうとはしないはず。

「ごめん、昼飯かつ丼食っちゃって、今は油っこいの勘弁して」

 店員さんが笑ってくれたりしたらしめたもの、といったところでしょうか。

 ともあれ、不景気な世のなかですから、いまだにカモ客を探しているGSだってあるはずです。クルマ好きの皆さんはまだしも、奥様やガールフレンドにはくれぐれも注意を促すようにしてみたらいかがでしょう。

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