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【悲報】500万円切りのシビック タイプR「通常版」が受注停止のまま突然消えた! もう買えるのは617万円の特別仕様車のみ (1/2ページ)

【悲報】500万円切りのシビック タイプR「通常版」が受注停止のまま突然消えた! もう買えるのは617万円の特別仕様車のみ

この記事をまとめると

■6代目となるシビック タイプRはデビュー当初から生産が追いつかないほどの人気を得た 

■受注を再開するタイミングで特別仕様車「RACING BLACK Package」を設定した

■特別仕様車であった「RACING BLACK Package」のみが現在ラインアップされている

シビック タイプRに動きあり!

 6代目のシビック タイプRとして2022年に登場した現行型シビック タイプR(以下:FL5)。初代から3代目モデルまで受け継いできた抜群のフィーリングをもつ自然吸気エンジンと決別し、4代目シビック タイプR(FK2)から採用したK20Cという2リッター直4のターボエンジンを搭載。ニュルブルクリンク ノルドシュライフェにおいてFF車世界最速の称号を得るために、世界の名だたる自動車メーカー相手に戦った、日本が誇るハイパフォーマンスモデルだ。

 さて、そんなFL5であるが、2022年のデビュー当時、330馬力のエンジンに19インチの専用ホイールやサスペンション、ブレンボ製ブレーキキャリパーに専用外装などなど、ベース車のシビックとはまるで別物という仕様だったにもかかわらず、価格はなんと499万7300円(当時のベースモデルが319万〜353万9800円)という、500万円を切るというバーゲンプライスで販売された。

 トヨタのGR86やGRヤリス、スバルのBRZにマツダ・ロードスターと、スポーツカー人気がじわじわ高まっている一方で、物価高のご時世でありながらもこの価格ということでたちまち受注が殺到。

 2022年当時はまだコロナ禍であったので、半導体をはじめとした資源不足などで納期遅延も多発していただけに、FL5は早々に受注を停止した。月産400台程度だったところに、4カ月で2万5000台もの受注を受けたのがその理由といわれている。

 よって、早々に買えないクルマとなり、中古車市場でも一時はプレミア価格となった。そんな現状にユーザーが黙っているわけもなく、当時「いつ再販するんだ!?」といった声が大量に舞い込んだそう。

 そんな現状を打開するためにホンダは、コロナ禍が落ち着いた2025年1月、東京オートサロン2025にてとある仕様を発表した。それが、シビック タイプRの特別仕様車「RACING BLACK Package(レーシングブラックパッケージ)」である。

 何やら凄みを感じる名前だけに、当時大きな盛り上がりを見せていたのだが、この「RACING BLACK Package」、蓋を開けてみるとじつに衝撃的な内容であった。

 というのもこの特別仕様車、エンジンや足まわりといった走りに関する部分はノータッチ。タイプRのテーマカラーである赤をデリートして、内装の大部分をブラック化。シートベルトこそベースモデル同様に赤いままであったが、一気に落ち着いた雰囲気に様変わりしたモデルであった。

 これだけならきっと多くの人が「いいじゃん」と思ったはず。しかし問題は価格であった。

 この「RACING BLACK Package」、高級素材であるアルカンターラなどが車内にふんだんに使われているものの、極端なことをいえばただ内装を黒くしただけ。にもかかわらず、価格はなんと599万8300円(当時の価格・現在は617万9800円)と標準モデルにプラス100万円ということで物議を醸す事態に。ただ一方で、「これがタイプRの正しい価格。いままでが安すぎた」という声も。

 とはいえ、約500万円が急に600万円となれば、納得できない人も少なくなかった。それでも長い間受注停止だっただけに、納期こそ長いが買えるだけラッキーという人も少なくなかったのが実情だ。

 ただホンダは、通常のタイプRもまだ売る気があったのか、しばらく「RACING BLACK Package」と一緒にWEBページに掲載していた。”受注停止”の4文字はずっとついていたが……。

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