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日本の事業者の車両も行灯もズラリ並ぶ! 「世界で唯一!?」とも言われるタクシー博物館が楽しすぎた (1/2ページ)

日本の事業者の車両も行灯もズラリ並ぶ! 「世界で唯一!?」とも言われるタクシー博物館が楽しすぎた

この記事をまとめると

■台湾・宜蘭県には世界唯一とされるタクシー博物館が存在する

■日本や香港のクラウン系タクシーや貴重な関連グッズを展示する

■家族連れも楽しめる施設として地域の観光スポットにもなっている

世界にまたとない「タクシーだけ」の博物館

 台湾の最大都市である台北からおよそ70km、台湾国鉄で2時間ほど区間快速に揺られ、筆者が乗った電車では終点となる蘇澳新(宜蘭県)駅に到着、駅から徒歩でしばらく行くとあるのが世界で唯一とされる“計程車(タクシー)博物館”である。ちなみに台湾ではタクシーを“計程車”と漢字表記するが、中国本土では“出祖車”と漢字表記されている。

 いままで数回は単なる見学者としてタクシー博物館を訪れていたのだが、今回正式取材として訪れ、館長である李 濟成氏に話を聞くことができた。

 地元台湾の歴史的タクシー車両のほか、日本国内や香港仕様のトヨタ・クラウンコンフォートや同クラウンセダンで構成される“世界のタクシー”といった車両展示のほか、李氏が蒐集した2000点ともされるミニカーやタクシーメーター、行灯(社名表示灯)などのタクシーグッズの展示がメインで構成されているのが、2019年に開館したタクシー博物館となっている。

 自他ともに認めるタクシーマニアである筆者がこの博物館の存在を知り、初めて訪れたときの衝撃はいまも忘れることができない。「クラウン・コンフォートがなぜここに?」とか、日本でおなじみのタクシー事業者の行灯が数多く展示されていたからである。

 ミニカーなどのタクシー関連グッズもレアものばかり。さぞ館長は生粋のマニアなのだろうと思いきや、李氏の“濟成”という名前の台湾での読みが“計程車”の読みと近く、子どものころはよくからかわれ、タクシーにはあまりよいイメージをもっていなかったとのこと。

 李氏によると、2000年にアメリカ・ニューヨークを訪れた際に“NYC-1009(李氏の誕生日)”というナンバープレートのついたイエローキャブのおもちゃを買ったことから、タクシーに関するグッズ蒐集がはじまったとのこと。友人・知人からのプレゼントなどもあってみるみるうちに集まるようになったため、当初はグッズのみを展示しようと考えたそう。

 しかしそれだけでは……ということで、過去に使われていたタクシー車両も用意していまの場所にタクシー博物館を開館したのである。

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