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幾度経営難に陥っても不死鳥のように蘇る! オランダのスパイカーが新たに作る「C8プレリエータ」は純エンジンで勝負するスーパースポーツ!! (1/2ページ)

幾度経営難に陥っても不死鳥のように蘇る! オランダのスパイカーが新たに作る「C8プレリエータ」は純エンジンで勝負するスーパースポーツ!!

この記事をまとめると

■オランダの自動車メーカー「スパイカー」は140年近くの歴史がある老舗だ

■「C8」と呼ばれるスーパーカーを多数手掛けておりレースでも活躍した

■V8ツインターボエンジンを搭載した最新モデルが2026年8月に発表される予定だ

スパイカーC8シリーズに新たな動きが

「Nulla tenaci invia est via(粘り強く続ければ、必ず道は開ける)」。この企業哲学をエンブレムに刻んだオランダのスパイカーの歴史は、まさにこの言葉どおりのものだったといえるのかもしれない。オランダでスパイカーが創立されたのは1880年のこと。同社がまず手がけたのは高級な馬車を生産し、それを販売することだったのだが、19世紀の末にはスパイカーは早くも自動車の世界へと進出を果たす。

 その先進的な技術はすぐに大きな話題となり、1903年には世界初の直列6気筒エンジンを搭載し、かつ駆動方式に4WDを採用したグランプリレーサーを発表。それは1907年にパリ、北京間の1万5000kmで競われた過酷なレースを2位で完走するという結果を残している。

 第一次世界大戦中には、航空機のエンジンや戦闘機の生産に従事したスパイカーだったが、終戦後には再び彼らは自動車の生産に回帰。だがおもに財政上の問題から、その活動は1925年をもって終了。スパイカーは、かつてオランダに存在した自動車、そして航空機メーカーとして語られるのみとなってしまったのだ。

 そのスパイカーが、ヴィクター・ミュラーとマーテン・デ・ブルインによって再建されたのは1999年のことだった。実際には1997年にはそのプロジェクトは立ち上がり、2000年に正式に復活が発表された新生スパイカーからは、2001年には早くもニューモデルの「C8」が登場。最初に発表されたのはオープン仕様の「C8スパイダー」だったが、それからすぐにガラスルーフを備えるクーペ仕様の「C8ラヴィオレット」も追加されている。

 ミッドに搭載されるエンジンには、400馬力の最高出力を発揮するアウディ製の4.2リッターV型8気筒が選択されたが、C8スパイダーにはさらに高性能なツインターボ仕様の「T」ものちにラインアップされている。ル・マン24時間レースへの参戦を目的としたマーダー・BMW製の4リッターV型8気筒エンジンを搭載するレーシングモデルの「C8 ダブル 12」や、そのロードバージョンとして製作された「C8 ダブル 12S」なども、新生スパイカーが生み出した代表的な作品だ。

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