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今度のブガッティは500km/hオーバーってマジか! シロンをぶっちぎる「ボライド」は「ニュルを5分半切り」で走れる可能性!! (2/2ページ)

今度のブガッティは500km/hオーバーってマジか! シロンをぶっちぎる「ボライド」は「ニュルを5分半切り」で走れる可能性!!

この記事をまとめると

■ブガッティ・ボライドはW16最後のサーキット専用モデル

■最大1600馬力と圧倒的な空力性能によって脅威のパフォーマンスを実現

■ボライドはブガッティ新時代への橋渡しとなる存在だ

W16エンジンの集大成

 ブガッティ・オトモビルが、「ボライド(Bolide)」と呼ばれる、新型ハイパーカーの開発計画が存在することを初めて明らかにしたのは2020年10月のことだった。それはドイツのウォルフスブルグにあるブガッティ・エンジニアリングと、フランスのモルスハイムに本社を構えるブガッティ・オトモビルの開発チームが、まさにその総力を注いで究極のサーキット専用車を生み出そうという、きわめて革新的なプロジェクトだった。

 生産はもちろんアトリエと呼ばれる本社工場で行われ、それは同時にこれまでVWグループに再編されて以降のブガッティが伝統としてきた、8リッターのW型16気筒+4ターボエンジンを搭載する最後のモデルとなることも宣言された。ちなみにボライドとは、古代ギリシア語の「ボリス(槍)」に由来する車名で、フランス語では一瞬で天空を駆け抜ける「火球」、あるいは転じて「レーシングカー」を意味するという。

 2021年のミラノ・モーターショーにて、まずはコンセプトカーが世界初公開されたボライドは、やはり事前の予想どおりに衝撃的なスペックと、そしてきわめて斬新なアピアランスをもつモデルだった。ミッドに搭載されるパワーユニットはさらにチューニングされ、最高出力はそれまでブガッティのプロダクトとしてはトップの数値を誇っていた「シロン・スーパースポーツ300+」比で248馬力増となる1850馬力へと強化。最大トルクも2000Nmという数字を達成することに成功している。

 ブガッティはこの性能向上の理由を、おもにターボチャージャーの搭載位置の変更とそのブレードの大型化にあると説明した。組み合わせられるミッションは7速DCT。駆動方式はもちろんこれまでのブガッティ車と変わることなく4WDだ。

 モノコック構造やチタン製コンポーネントの採用、アンドそしてボディパネルのほぼすべてをカーボン製としたことで、コンセプトカーでは1240kgのドライウェイトを実現していたボライド。ボディデザインはLPM1レースカー(ブガッティ・ビジョン・グランツーリスモ・コンセプト)のそれからさまざまなデザインを採り入れたもので、もちろんエアロダイナミクスはきわめて優秀だ。

 300km/h走行時のダウンフォースは2630kg以上とされるが、このうち1830kgはリヤウイングで、また820kgはフロントウイングで発生する。また車高の1000mmが、ブガッティがかつてル・マン24時間レースなどに投じた、「タイプ57C」のそれと完全に一致していることなど趣味性も高い。

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