
この記事をまとめると
■2.5リッター以下ターボ×4WDカテゴリーではRS3とA45 Sが最速の双璧を形成
■5気筒サウンドと旋回性能でRS3が一歩リード
■ゴルフRやGRヤリスも健闘するが性能差は残る
RS3とA45 Sは特別な存在
2.5リッター以下のターボエンジン×4WDというカテゴリーには、いくつもの激速モデルが存在する。しかし頂上対決となると、以下の2台に絞られる。
1台はアウディRS3だ。2.5リッター直列5気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力400馬力(294kW)/5600-7000rpm、最大トルク500Nm (51.0 kgm)/2250-5600rpmを発生。コンパクトなボディに圧倒的なパワーを秘め、0-100km/h加速はわずか3.8秒を誇るハイパフォーマンスモデルだ。
もう1台がメルセデスAMG A45 Sだ。量産2リッター直列4気筒ターボエンジンとして世界最高峰となる最高出力421馬力(310kW)/6750rpmおよび最大トルク500Nm(51.0kgm)/5000-5250rpmを発揮し、こちらも0-100km/h加速は3.9秒と僅差で迫る。
エンジンスペックを見ると、AMG 45 Sのほうが排気量は500cc小さいにもかかわらず、最高出力では21馬力上まわっているのはたいしたもの。一方で、最大トルク値は同一だが、発生回転域がRS3のほうがワイドだ。さらに、0-100km/h加速ではコンマ1秒だけRS3が速い。
実際のドライブフィールはどうかというと、どちらもとてつもなく速い点では共通しているが、RS3のほうが5気筒特有のビート感のあるエンジンサウンドを聞かせてくれるのが特徴だ。さらに、リヤのトルクベクタリングシステムがかなり派手に効いて、小さな舵角でグイグイとタイトコーナーを曲がっていける感覚がとても刺激的だったりする。というわけで、ここでは、最強マシンはRS3ということにしたい。
では、ほかにどんなクルマがあるか紹介しよう。
フォルクスワーゲン・ゴルフRは、2リッター直列4気筒ターボエンジが、最高出力333馬力(245kW)/5600-6500rpm、最大トルク420Nm/2100-5500rpmを発生する。0-100km/h加速はハッチバックで4.6秒とけっこう速い。実際にドライブしても速いことには違いないが、やはり上記2モデルには及ばない。
BMW M135iおよびM235i xDriveは、2リッター直列4気筒ターボエンジが、最高出力306馬力(225kW)/5000-6250rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/1750-4500rpmを発生する。0-100km/h 加速性能(秒)4.9秒ひとつの目安といわれる5秒をなんとか切っている。もちろん十分に速いが一歩譲る。
ご存じのとおりBMWにはMモデルがあり、そのなかにMパフォーマンス・モデルとMハイ・パフォーマンス・モデルがあり、BMW M135iおよびM235i xDriveは前者になる。
