
この記事をまとめると
■フォルクスワーゲンの看板車種であるゴルフの現行型は「8.5」と呼ばれる世代だ
■1.5リッターの48Vマイルドハイブリッド仕様「ゴルフ eTSI R-Line」に試乗
■大人3人での長距離移動もラクに行えるが操作系では気になる点も
日常使いにちょうどいいスポーツテイスト
先日、フォルクスワーゲングループジャパンの豊橋本社の敷地内で開催された、フォルクスワーゲン ゴルフGTI生誕50周年を記念したイベントである「GTI FAN FEST2026」。その往復の足として、現行型の
「ゴルフ eTSI R-Line」をお借りすることができたので、いま一度そのクルマについて振り返ってみたい。
8世代目となる現行型ゴルフが日本に導入されたのは2021年6月のことで、当初は直列3気筒1リッターと直列4気筒1.5リッターの2種類のTSIエンジンが用意され、どちらも48Vマイルドハイブリッドが組み合わされて、全グレードが電動化された形となっていた。
2021年12月には直列4気筒2リッターのTDIエンジンを搭載したディーゼルモデルや、2リッターのTSIエンジンを搭載した「GTI」が、2022年10月にはハイパフォーマンスモデルの「R」が追加されている。
そして2025年1月にはマイナーチェンジが実施され、いわゆる“ゴルフ8.5”に進化し、ChatGPTを採用した音声アシスタント「IDA(アイダ)」を搭載するインフォテイメントシステムに一新され、ディスプレイも12.9インチと大型化がなされてデジタル化が一層進んだ。
またこのタイミングでGTIやR以外の通常のガソリンモデルでは、3気筒1リッターエンジンが消滅し、4気筒1.5リッターエンジンに1本化され、エントリーモデルでは出力の異なるものが搭載されるようになり、現在ではディーゼルのTDIは生産が終了、在庫限りの販売となっている。
そんな現行型ゴルフのなかで、eTSI R-Lineは、スポーティなキャラクターが与えられたグレードとなっており、価格的にも通常モデルのなかでは最高値のグレードとなっている。
搭載されるパワートレインの出力は110kW/250N・mと、eTSIスタイルと同一のもので、7速DSGのトランスミッションも共通だが、足まわりがR-Line専用スポーツサスペンションとなり、タイヤサイズも225/40R18とeTSIスタイルよりも1インチ大きなものとなっている(幅は同一)。
また、バンパーなどの造形もスポーティなR-Line専用エクステリアとなり、シートもサイドサポートが大きく張り出した、GTIなどに標準で採用されているトップスポーツシートとなるため、「GTIやRほどの出力はいらないけれど、スポーティな走りは楽しみたい」というユーザーにマッチする仕様といえるだろう。
