
この記事をまとめると
■日産のキックスは歴史が長いクルマだ
■最新モデルが2026年6月に販売をスタートした
■販売から1カ月後の受注状況を解説する
大ヒットの兆しあり!? 新型コンパクトSUVの最新動向
日産には、「KICKS(以下:キックス)」というコンパクトSUVが存在している。名前としての歴史は意外と長く、1995年にはコンセプトカー「XIX(キックス)」、1998年にもコンセプトカーで「KYKK(キックス)」というモデルが登場。その後は、三菱のパジェロミニのOEMでも「KIX(キックス)」が2008年に登場。そして2016年から、多くの人が認知しているであろう、日産オリジナルのコンパクトSUVとして、「KICKS(キックス)」が登場している。
そして、現行モデルが北米で2024年から販売が開始され、日本でもついに2026年6月にこの最新モデルの販売が始まった。生産は話題の絶えない神奈川県の追浜工場だ(閉鎖後は九州工場に移管予定)。
さて、そんな最新型のキックスだが、市場で販売がスタートして2カ月足らずで、いったいどれくらいの反応が得られているのだろうか? 最新型となる第3世代e-POWERユニットの搭載や、コンパクトクラスながら、アリアやエルグランドなど、上位モデルに多く採用される四輪制御技術、e-4ORCEを搭載していることがトピックである新型キックスの販売状況を、日産が発表した。
まず、「1カ月でどれくらい売れているのか?」ということに関してだが、6月17日に発表してから、8月3日までの1カ月半ほどで、受注台数は1万1000台を突破しているという。販売台数は約4700台ということで、納期待ちになっているほどの盛況だ。
新車の多くは、デビュー直後だと話題が先行して、最大瞬間風速的に最初は販売台数が伸びる傾向にあるが、キックスに関しては、「なんとなく見た目が気になってディーラーに来た」といったような人も少なくないようで、新型キックスを決め打ちで「待ってました!」という人よりかは、このクラスのクルマを全体的にチェックしていた客層が多いという。
なお、キックスはグレードとして上から「G」「X+」「X」といった3本柱で、パワートレインはe-POWERのみ。駆動方式は2WDのFFと4WDのe-4ORCEが設定されている。
1番売れているのは「X+」で、駆動方式は2WDという構成だが(29%)、e-4ORCEの販売台数を入れると「G」が上まわる。「G」は、2WDが26%選ばれているが、e-4ORCEが19%選ばれており、合計45%。「X+」は前述のように「2WD」を選んでいる人が29%に対してe-4ORCEを選んでいる人が12%で合計41%。わずかな差だが、最上級グレードが1番選ばれているということになる。
