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トラックを着ける場所を見れば中身が想像できる!? 物流倉庫の「フォーム」「バース」ってなに?

トラックを着ける場所を見れば中身が想像できる!? 物流倉庫の「フォーム」「バース」ってなに?

この記事をまとめると

■物流業界には「フォーム」や「バース」といった単語が存在する

■「フォーム」とは人が乗る客室と荷物が載る荷室の高さを調整した場所だ

■バースはフォームに壁を設けトラックが接車する場所ごとに専用の扉を装備しているものだ

物流倉庫の設備には2種類が存在する

 どのような業界にも、その世界に精通した人にしか通用しないような専門用語や、設備などが存在するもの。運送関係も同様に、多種多様のアイテムや用語が存在している。

 たびたび耳にするのが、「フォーム」や「バース」という言葉。どちらも同じような意味をもつこの設備を、業界以外の人はどれだけわかるだろうか。「フォーム」という言葉からおおよその見当がつくかもしれないが、どちらも荷物の積み降ろしをするための設備のことを指す言葉となっている。ならば、その2つにはどのような違いがあるのか。ここでは、そこに触れてみたいと思う。

 まずフォーム。プラットフォームという正式名称を聞けば、ほとんどの人が電車の駅にあるプラットフォームを連想するに違いない。そして、それはここでも正解となる。電車もトラックも車輪が装着されているため、人が乗る客室と荷物が載る荷室には地上高が存在する。そこを補うための設備がフォームなのである。客室や荷室との高さを揃えるため、地面を高くするというものだ。物流のフォームは基本的に開放的な造りとなっており、自由度も高くなっている。

 お次はバース。これはフォームに壁を設け、トラックが接車する場所ごとに専用の扉を装備しているものを指す。冷凍庫や冷蔵庫など、倉庫内の温度を一定に保つ必要がある場所にはフォームではなく、バースが設置されるというわけだ。トラックをバースに接車し、それから倉庫の扉を開けることで外気温や虫などの侵入を阻止するのである。そのため、トラックとバースの入り口にはクッション性の高い装備を取り付ける必要がある。トラックの車体をそれに押し付けた上で接車するのだ。そのように密閉するからこそ、倉庫内の温度が適正に保たれているのである。

 工事車両など特殊な場合を除き、フォームには箱型のパネルバンや平ボディなど常温品を運ぶトラックが接車し、バースには冷凍車が接車するのが一般的な光景。

 意外と身近な場所に存在する物流倉庫を見かけた際には、フォームなのかバースなのか、そしてどのようなトラックが接車しているのかを確認すれば、その倉庫がどのような荷物を扱い、活用されているのかがわかるもの。それを気にしながらブラブラと散歩してみるのも、面白いかもしれない。

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