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晴天続きなのに工事現場の出口に見かける「濡れたタイヤ痕」ってナゼ? じつは工事現場の中に「プール」が設置されていた

晴天続きなのに工事現場の出口に見かける「濡れたタイヤ痕」ってナゼ? じつは工事現場の中に「プール」が設置されていた

この記事をまとめると

■大型ダンプのタイヤを洗う「タイヤ洗浄プール」が存在する

■泥や土を洗い落として道路の汚れや走行中の泥の飛散を防ぐ役割を担う

■近年はシャワー式や組み立て式の洗浄ユニットも登場している

道路を汚さないための意外な設備

 日常生活のなかで、たびたび見かける工事現場。その大半がマンションや住宅などの建設現場だとは思うが、なかには大型ダンプが出入りするような工事現場に出くわすこともあるだろう。その現場の出入り口が、なぜか不自然に濡れているのを見たことがないだろうか。天気は晴れているのに、なぜか濡れた大型ダンプのタイヤの跡が路面に残されているのだ。

 その正体は、タイヤ洗浄プールと呼ばれる設備によるもの。土や泥にまみれた大型ダンプのタイヤ汚れを、現場の出入り口付近に設置されたプールで洗い流すことで道路を汚さず、そして走行中に後続車へと泥が飛散しないようにしている。

 そんなプールの設置には、意外と費用と手間がかかるもの。大型ダンプが入ることに加えて、タイヤを洗う水たまりを作るためには高低差を作らなければならないのだ。地面を掘ったり、スロープを設置したり。なかなかに大変な作業であるのだが、それでも道路を汚すことを避けるため、現場から退出する車両はプールを通過するようになっているのである。

 現在では、そんなプールのかわりに側面からシャワーのように水を噴射するものも現れてきたようだ。それならば水を貯めておかなくてもよいため、高低差を作る必要がなくなる。さらに噴射することで細かな部分まで洗浄できるという、文字どおりの優れものである。

 また、近年では大掛かりな基礎工事が不要で設置できる、組み立て式のタイヤ洗浄プールユニットというものも登場。そのユニットは、メインの洗浄プールだけでなく泥落としピットやスロープなども装備されているうえ大型トラックでの運搬が可能で、工事現場に簡単に設置することができ、工事が終了したら撤収できる仕様になっているという。

 土や砂、泥などで汚れることが避けられない現場を往復するダンプでも常に美しい状態で乗りたいというのは、トラックを、そして仕事を愛するトラックドライバーにとっては誰もが思う心情。その仕事の現場を出るときに愛車のタイヤをきれいにしてくれる設備が設けられていれば、彼らのモチベーションもより高くなることだろう。

 土木建築工事を行う建設会社は、その現場の周辺の道路や周辺住民への気配りというだけでなく、その工事のために出入りするダンプとそのドライバーのためにも、このようなタイヤ洗浄設備を積極的に取り入れてほしいものだ。

※記事内の画像の一部に生成AIを使用しています

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