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1600馬力のW16エンジン搭載! ブガッティが放つ世界にたった1台の究極モデル「デストリエ」の正体 (1/2ページ)

1600馬力のW16エンジン搭載! ブガッティが放つ世界にたった1台の究極モデル「デストリエ」の正体

この記事をまとめると

ブガッティが「ボライド」をベースとしたワンオフモデル「デストリエ」を公開した

■デストリエからはボライドにあった過激なエアロデバイスが取り払われている

■デストリエは価格も仕様も不明な謎に包まれた世界に1台だけの究極モデルだ

ブガッティのワンオフモデルの最新作は「デストリエ」

 ブガッティは8月上旬、同社の最上級コーチビルドプログラムとして用意される、「プログラム・ソリテール」からの最新作として、「デストリエ(Destrier)」を発表。実車を、それから10日後にカリフォルニアで開催された世界屈指の格式を持つ伝統のクラッシックカーイベント、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで世界初公開した。

 ちなみにブガッティは、前年の同イベントでは、やはりプログラム・ソリテールによって製作された「ブリュイヤール(Brouillard)」を初披露。デストリエはそれに続くモデルということになる。プログラム・ソリテールの名は、2026年もまた世界に大きく轟くことになった。

 デストリエのベースは、2020年にブガッティが発表したサーキット走行専用車の「ボライド(Bolide)」だ。ブガッティはボライドの発表時に、それがヴェイロンから継承されてきた8リッターW型16気筒+4ターボエンジンを搭載するモデルの最後を飾るものになると宣言。1850馬力の最高出力と1850Nmの最大トルクは、いかにもブガッティのひとつの時代を締めくくる最終進化型として、またスパルタンなサーキット走行専用車としてのキャラクターを物語るスペックだった。参考までにボライドに掲げられた最高速は500km/h以上。0-100km/h加速は2.17秒だ。

 このボライドから新たに作り上げられたデストリエには、ブガッティの歴史的なレーシングカー、そして最高級クーペへのオマージュが込められている。前者はル・マン24時間レースを制した「タイプ57Gタンク」や「タイプ57Cタンク」、そして後者は「タイプ57SC アトランティーク・クーペ」。

 ここで改めて確認しておかなければならないのは、これらのモデルのシャシーが、57という数字が物語るようにすべて共通のものであったこと。その関係はボライドとデストリエにも同様にいえるのだ。プログラム・ソリテールは、ボライドからデストリエをどのように派生させ、そして新たな魅力を生み出したのだろうか。

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