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「人が乗って初めて完成する」四輪とはまったく違うバイクデザインの奥深き世界。二輪5社の現役プロが仕掛ける「美大生への講座」に潜入 (2/2ページ)

「人が乗って初めて完成する」四輪とはまったく違うバイクデザインの奥深き世界。二輪5社の現役プロが仕掛ける「美大生への講座」に潜入

この記事をまとめると

■二輪デザインの魅力と仕事を知ってもらう公開講座を開催

■現役デザイナーがスケッチやCMFやクレイ造形を直接指導

■若手デザイナーの裾野を広げる取り組みとして定着しつつある

現役デザイナーが学生を直接指導

 昨今の若者のクルマ離れによるデザイナー志望者の減少が問題になっています。これに対し業界はさまざまなイベントなどで対策していますが、そんななかから、今回は二輪デザイナーを養成するユニークなプログラムに注目。2日間のイベントの初日を取材してきました!

 今回取材した「二輪デザイン公開講座」は、業界デザイナーが集まる公益社団法人自動車技術会のデザイン部門委員会が主催するイベントで、二輪車の魅力に気付く機会を提供し、プロのデザイナーを目指す道筋を示すことを目的としています。

 14回目となる今回は東京造形大学(東京都八王子市)を会場とし、8月20日(木)、21日(金)の2日間で実施。二輪メーカー5社によるプログラムに対し、全国の美術大学や専門学校などから32名の学生が参加しました。

 取材した初日は、開会式に続き、ホンダ・デザインセンターの西本太郎氏による基調講演を実施。日本に比べ海外で急拡大している二輪市場の特殊性や、二輪デザインのプロセスと面白さ、難しさなどが紹介されました。とくに、二輪デザインはエルゴノミクス(人体)が重視され、人が介在することで完成することや、機能自体が外観になっており、露出するすべての部品がデザインの対象であることが印象的な講演でした。

 協賛企業のプレゼンや、メーカーによる展示車両のプレゼンをはさみ、午後からはいよいよ養成講座の実施です。これはメーカーの現役デザイナーやモデラーによる直接指導のワークショップで、4つの領域で実施。学生たちは8名ずつのチームにわかれての参加となります。

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