
この記事をまとめると
■トヨタ・ランドクルーザー300にシリーズ初のハイブリッドモデルが追加された
■3.5リッターV6ツインターボ×モーターで7人乗りの設定
■ディーゼルGXは電動デフロック標準など実用性を強化した
待望のハイブリッドが日本でも登場
トヨタ自動車は、フラッグシップSUV「ランドクルーザー300」シリーズを一部改良するとともに、ランドクルーザーシリーズとして国内初となるハイブリッドモデルを設定し、10月1日に発売する。
モデルラインアップは、従来からの3.3リッターディーゼルモデル(5人乗り)と、新たに加わった3.5リッターハイブリッドモデル(7人乗り)の2本立て。価格(消費税込み)は、ディーゼルモデルが「ZX」875万500円、「GR SPORT」915万900円、「GX」630万800円。ハイブリッドモデルは「ZX」980万1000円、「GR SPORT」1020万300円で、ZX・GR SPORTの2グレードに設定された。
新たに採用されたパラレルハイブリッドシステムは、応答性に優れたモータと大排気量ツインターボエンジンを組み合わせたのが特徴だ。モータのアシストにより、オフロードでの繊細なコントロール性能と、オンロードでの伸びやかな加速力の両立を狙う。あわせて、オン・オフロード双方での操縦性と疲れにくさを追求した電動パワーステアリングも新採用された。
ハイブリッド専用装備として、ZXグレードには漆黒メッキ加飾付のフロント/リヤエアロバンパーを採用。室内には電動リクライニング機能とセンタートレイを備えた5:5分割格納式のサードシート、荷室を上下2段に分割し跳ね上げも可能なフレキシブルデッキボードを装備する。さらに、非常時給電システム付のAC100V・1500Wアクセサリーコンセントをセンターコンソールボックス後部とラゲージ左側に各1個設置し、いざというときの電源確保にも配慮した。
一方、ディーゼルモデルの「GX」グレードは、ランドクルーザー本来の実用一辺倒な魅力を突き詰め、オフロードでの実用性に特化した仕様へと大きく見直された。フロント・リヤの電動デフロックを標準装備したほか、アルミサイドステップ、メッキ加飾付ブラックのラジエターグリル、オート電動格納式リモコンカラードドアミラーを採用。シートもファブリック表皮とし、運転席6ウェイ・助手席4ウェイのマニュアルシートとするなど、道具としての潔さを前面に押し出した仕立てとなっている。
このほか、全車で「おくだけ充電」やITSコネクト、寒冷地仕様、VICS機能付ETC2.0ユニットを標準装備化。ZXおよびGR SPORTには、ブラックのルーフレール、クールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー/12chオーディオアンプ)、リヤシートエンターテイメントシステム、マルチテレインモニター、デジタルインナーミラー、前後方ドライブレコーダー、タイヤ空気圧警報システム(TPWS)を標準装備する。
ボディカラーには、標準設定の「ニュートラルブラック」とメーカーオプションの「プラチナホワイトパールマイカ」を新たに追加した。なお、9月16日からはクルマのサブスクリプションサービス「KINTO」でもランドクルーザー300シリーズの取り扱いが始まっている。待望のハイブリッドモデルと、グレードごとの個性のさらなる先鋭化。両輪での進化を遂げた今回の一部改良は、ランクル300の商品力をもう一段引き上げる内容となりそうだ。
