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実用性皆無でも超高値で取引! デコトラマニアが血眼で探す「昭和の激レアお宝パーツ」3選

実用性皆無でも超高値で取引! デコトラマニアが血眼で探す「昭和の激レアお宝パーツ」3選

この記事をまとめると

■デコトラにはマニアが収集するレアな小物パーツがある

■ダイバーシティアンテナやダイヤスコープといったレトロアイテムが人気

■絶版カーブランプは復刻されるほど需要が高い

マニアックすぎるコレクターズアイテム

 世のなかには、コレクターと呼ばれる人たちが存在する。そんなコレクターの美学といえば、いまでは手に入らないような絶版品や珍しいものなど、価値のあるものを所有しているかどうか。好きが高じて安価だった販売当時から集めていた人もいれば、価値がついてから興味を抱き、大枚をはたいて購入する人もいる。日本独自の文化として知られるデコトラの世界にも、そのようなコレクターが数知れず存在する。改造車の世界において、クルマを弄るのではなくパーツを収集することに燃えるコレクターが存在することは、とても珍しいといえるだろう。

 そんなデコトラの世界には、マニア受けする小物パーツが数多く存在する。そのほとんどがいまでは入手困難なレア物であるのだが、それをつけているだけでマニアから「おっ」と思われたりもするのだ。ここでは、そんなマニア泣かせのアイテムを一部であるが紹介しよう。

 まずはナショナル(現パナソニック)製のダイバーシティアンテナ。割り箸アンテナとも呼ばれるそれは、タケヤリ出っ歯でおなじみの街道レーサーにも人気のアイテム。旧いものであるため、機能がすぐれているわけではない。いや正常に動作しようがしまいが関係なく、それを装着しているだけでマニアックだと思われるのだ。それほど価値のある一品なのである。

 そして、同じくナショナル製のダイヤスコープ。これは、トラックの後方を映すためのバックカメラの商品名。いまでは小型でカラー映像となっているが、ダイヤスコープは初期の製品であるためとても大きなものだった。だが、そんな特徴のあるダイヤスコープと同じような本体をわざわざ製作し、内部に現代の小型バックカメラを組み合わせるデコトラ野郎もいるほど、人気なのである。これが人気となった要因は、映画「トラック野郎」の主演車両「一番星号」が装着していたことに起因する。それが現代でも愛されているのだから、驚かされるばかり。

 3つめは、カーブランプ。こちらは富士光器というメーカーが過去に販売していたもので、光る面をふたつ備えたという画期的なフォグランプだった。コーナーフォグや霧避けとも呼ばれ、当時は路線バスにも採用されていた。安価で販売されていたことも手伝い、需要が高かったのである。そんな本物は製作元がすでに閉鎖していることもあり、数年前ではネットオークションでも信じられないほどの高値が付いていた。それを問題視したデコトラパーツのブランドが製作元の許可を取り、当時のままの姿で再販にこぎつけるほどの人気なのである。

 デコトラといえば、派手で大型の飾りで改造したトラックというイメージをもつひとが多いだろう。しかし、ここに挙げたような小物もマニアのなかでは重要視されている。デコトラの世界は、意外なほどにディープで奥が深いのである。

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