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年間50〜80万円の節約になるしクルマを手放しても……ってあり? 維持費高騰で「所有しない生活」を決断する前のチェックリスト (1/2ページ)

年間50〜80万円の節約になるしクルマを手放しても……ってあり? 維持費高騰で「所有しない生活」を決断する前のチェックリスト

この記事をまとめると

■クルマを所有するとそれだけ維持費がかかる

■所有するとしないでわかれるメリットとデメリットを紹介

■費用面で考えればクルマをもたないほうがいいがそのぶん不便になることも多い

クルマを「所有する」のと「しない」のではどう変わる?

 ここのところ、毎日のように報道される値上げのラッシュ。食品、日用品、そしてガス、水道、電気などの光熱費が家計を圧迫。節約に励んでいる人も多いはずだ。もちろん、クルマも加速度的に値上げされている。たとえばホンダ・フィットHV。10年前には約170万円から買えたのだが、いまではHVモデルはe:HEV Xの約224万円。トヨタ・アルファードも10年前は約354万円がスタート価格だったものが、いまでは約560万円からと、半導体問題、装備類や安全性能の進化、充実はあるにせよ、高騰し続けているのだ。

 そんないま、クルマを手放すことを考えている人もいるに違いない。では、クルマを手放すとどのぐらい家計がラクになるのか? すでに内燃機関車を所有しているとすれば、まず浮くのは燃料代。駐車場を借りているのであれば駐車場代、自動車税、重量税、自賠責保険料、任意保険料、車検、定期点検費用、その際に必要になる交換部品代などがある。車検、定期点検費用の値上げもあり、年間に必要な出費は軽自動車でも約50万円、コンパクトカーで約60万円、Lクラスミニバンや輸入車で約80万円に達するケースもある。

 筆者は輸入車のなかでも比較的維持費が安いとされるフォルクスワーゲンのゴルフ7ヴァリアントに2014年から乗り、そのあとゴルフ7.5ヴァリアントに乗り継いでいまでも愛用しているが、ゴルフ7時代最後の車検費用は合計10万4105円(税金、自賠責保険など含む)。

 しかしVWゴルフヴァリアント7.5に乗り継いでいる現在、去年の2回目の車検では整備工賃や部品代の値上げもあって、約18万円に跳ね上がった(交換したのはエンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルードのみ)。ワイパーブレードやエアコンフィルターの交換を自身で行っても(費用約6000円)、約1.8倍に近い金額になったのである……(それでも輸入車としては安いほうかも)。

 もちろん、12カ月点検の費用増もしかり。ちなみにディーラーで交換すると7万円ほどするバッテリーはその都度、通販で購入し交換をディーラーに依頼しているが、そのドイツ製のバッテリーは2019年に1万8900円、そしていまでは2万9000円(すべて同じもの)に値上げされている!

 そんな、あらゆるものが値上げ一直線のいまだから、家計の大きなウエイトを占めるクルマを手放すことで得られる節約を考えるのも無理ないかもしれない。ただし、クルマを手放すことで得られるメリット、デメリットがあることも確か。ここからはその両面で説明したい。

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