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【隠れた名車】定番以外の歴史に残る軽自動車5選 (2/2ページ)

【隠れた名車】定番以外の歴史に残る軽自動車5選

ABC以外の名車な個性派軽自動車

 軽自動車というと昔は“近所のアシ”というイメージが強かったが、最近の軽自動車は格段の進歩を見せ、ファーストカーとして使用しても不満がないレベルになっている。

 そんな軽自動車の名車といえば「ABCトリオ」とも呼ばれたオートザム(マツダ)・AZ-1、ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノが挙がるところだが、今回は敢えてそれを外したなかから5台をピックアップしてみたいと思う。

スズキ・アルト(初代)

 それまでの軽商用車といえばトラックやバンなど、当然ながら働くクルマだったが、当時存在していた物品税が免除となることに目を付けた鈴木修社長(現・代表取締役会長)が陣頭指揮を執り、乗用車と商用車の垣根を取り払って「軽ボンネットバン」という新たなジャンルを開拓したモデルが初代アルト。47万円という新車価格も衝撃をもって迎えられた。

スマート・スマートK(フォーツーK)

 1997年に欧州で販売が開始された2人乗りのマイクロカー、スマートは2000年に日本でも正規販売が開始された。

 600ccのエンジンを搭載しながらも軽自動車よりも少しだけ広かった全幅(1515mm)を軽自動車規格の1470mmへと狭め、軽自動車として登録できるように改良したものが2001年に登場。これが正規輸入車初の軽自動車となった。日本の規格とは無関係な輸入車が軽自動車として登録された稀有な例である。

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