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【EVレース2017】開幕戦で国沢光宏選手がEVレース初の総合優勝! (1/2ページ)

開幕戦は筑波フェスティバル内で行われた

 これまでさまざまな車両でこのEVレースに参戦してきた国沢光宏選手。ここ2シーズンは燃料電池車であるトヨタMIRAIでの参戦を続けていたが、今回再びピュアEVで参戦を決定。

 その国沢選手が選んだのが、昨年まで太田光紀選手が乗っていたテスラModel Sだ。バッテリー容量は85kWhで、前後にモーターを2基積んだP85Dである。そしてその国沢選手がついにこのシリーズで総合優勝を果たした。

全日本電気自動車レース(JEVRA)シリーズは、2010年に発足したシリーズで、これまで7シーズン35戦、累計参加台数409台にもなり、8シーズン目を迎えた。これまではエンジンを搭載した車両は一切出場ができなかったが、今シーズンからは、レンジエクステンダークラス(EV-R)が新設された。

 ここで該当するのは、BMW i3 REX、そして日産ノートe-Power(エンジン回転が駆動に関与するタイプのPHEVは出場できない)。このレギュレーション変更により、BMW i3 REXが今回登場した。

 また、今回は「CARトップ 50周年記念イベント」との併催で、午前中からたくさん関係者とギャラリーが会場に集まっており、いつものJEVFRAシリーズとは少し印象の違うにぎやかな開幕戦となった。出場選手にも、そのCARトップ記念イベントに駆け付けた2名のゲスト(ラジオパーソナリティを務めるピストン西沢選手と、モータージャーナリストの片岡英明選手)がシリーズ初参戦となった。

午前中に行なわれた予選では、高速域で回生ブレーキが利かないため、ブレーキの負担が大きいテスラに手こずりながらも、国沢選手が1分11秒379でポールポジションを獲得。ここ数年JEVRAディフェンディングチャンピオンであるトヨタ86コンバートEVを駆る金沢秀好選手(#39 ウェルマー☆ビルズ☆FT86EV)がコンマ3秒届かず2番手(1分11秒657)となった。

 この86EVは、2016年最終戦でマシントラブルによりリタイヤとなったが、今回急きょモーターを新調したため、モーターのシェイクダウンが終わっていないということで、少し不安要素が残る参戦である。

 さらにドライバーの金沢選手も、じつはこのCARトップ50周年記念イベントでヒストリックカー走行会を担当しており、当日は忙しく会場内を動き回っていた。

ほかには、このシリーズで初めて日産リーフ(LEAF)の30kWhモデルも登場した。レーサー鹿島選手が乗る#88 東洋電産 LEAFがそれ。これまでずっとリーフに乗ってきて、昨シーズンはリーフの分類されているEV3クラス優勝を果たした鹿島選手は、EV-2クラスのBMW i3との戦いを念頭に置いた車両の入れ替えだとし、今回はサスペンションもアップデートして準備万端でレースに臨む。既存の24kWhモデルよりもバッテリーに余裕はあるが、バッテリーが重くなったので「ここ一発」というタイムは狙いにくい。速くはないがタフさがある、といった具合だ。予選6番手からのスタートとなった。

  

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