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ハイブリッド車の「Bレンジ」は何のためにある? (1/2ページ)

ハイブリッド車の「Bレンジ」は何のためにある?

この記事をまとめると

■Bレンジは下り坂などアクセルを踏んでいなくても速度が上がるような状況の時に使用する

■Bレンジでエンジンブレーキがかかるのは共通だが燃費が伸びるとは一概に言えない

■Bレンジをバックと勘違いして事故が発生するという噂があるが一般的には考えにくい

アクセルオフ時にDよりも強いブレーキがかかるモード

 ハイブリッド車の一部の車種に設定されている「Bレンジ」。普通に街中を走行している際にはとくに使用しなくても問題ないため、あまり使用したことがないユーザーもいるのではないだろうか。では、このBレンジはどんなときに使えばいいのかというと、それは長い下り坂など、アクセルを踏んでいなくても速度が上がってしまうシチュエーションのときだ。

 MT車や一般的なAT車であれば、シフトダウンをすることでエンジンブレーキをかけることが可能となるが、変速ギヤを持たないプリウスなどはシフトダウンという概念自体が存在しない。そのため、強いエンジンブレーキが必要な場合のためにこの「Bレンジ」が設定されている、というわけだ。

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