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遊びはもちろん災害時にも安心! 大人でも車中泊可能な「普通のクルマ」4選+α (1/2ページ)

遊びはもちろん災害時にも安心! 大人でも車中泊可能な「普通のクルマ」4選+α

軽自動車でも広々とした空間を確保できるクルマも!

 クルマで車中泊するには、キャンピングカーや軽キャンパーしかないと思ってはいないだろうか? じつは、ミニバンはもちろん、車種を選べばワゴンや軽自動車でも車内にフラットスペースが作れ、車中泊も可能なのである。つまり、普段はフツーの乗用車として使い、時に大人2人がそこそこ快適に寝られる空間、ベッドスペースにアレンジできるとすれば、無理してキャンピングカーを所有するより使い勝手は万能&抜群。万一の災害時にも役立ってくれるに違いない。

1)フォルクスワーゲン・トゥーラン

 トヨタ・アルファード&ヴェルファイアのような広大な室内空間&多彩なシートアレンジを持つクルマであれば、車中泊しやすいかどうかは容易に想像がつくが(2列目リラックスキャプテンシート、ベンチシートを推奨)、2/3列目席を格納したときのベッドスペースのフラット度では、フォルクスワーゲンのミニバン、トゥーランが優れている。

 フロア長は前席背もたれまで約194cmもあり、長身の人でも就寝可能(マットレスは不可欠)。ちなみに天井高は場所によって約89cmあるから、天井の低さによる窮屈さも感じにくいのも魅力だ。

2)ホンダ・シャトル

 意外性ではホンダ・シャトル。フィットベースのコンパクトなステーションワゴンだが、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによって後席を低くフラットに格納できる。メーカー公表値の最大ラゲッジ長184cmはともかく、ラゲッジフロア〜後席格納フロアへとフラットに続くベッドスペースだけで実測177cmもある。

 では、177cm以上の身長の人は足を伸ばして寝られないのか? と言えば、そんなことはない。後席のヘッドレストを逆向きに付けなおすことで、ヘッドレストを具合のいい枕代わりに使え、枕部分までの荷室長=ベッド長は183cmにも達する。そんなアレンジをすれば、天井高は約83cmと高くはないものの、実際、身長185cmの人が真っ直ぐ寝られるのである。

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