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【試乗】DS 7 CROSSBACKはゴージャスなだけじゃない! 安全性も走りも極上なオシャレSUV (3/3ページ)

【試乗】DS 7 CROSSBACKはゴージャスなだけじゃない! 安全性も走りも極上なオシャレSUV

DSブランドを体現したゴージャスな見た目

 華やかなモデルが多数並んだ昨年ジュネーブで、発表された時からひときわ妖艶なモデルとして存在感が高いと感じていたモデル、DS7に試乗することができたので報告しよう。

  そもそもDSは、3年前にシトロエンから独立して高級路線へと明確に舵を切った独自ブランドとなった。イメージとしては、トヨタにおけるレクサスをイメージするとわかりやすい。

   そして、このDS7は、その新生DSのフラッグシップモデルであり、DSの独立ブランド化が決定後に最終煮詰めが行われた、言わば純粋なるDSモデル。そのエッセンスが色濃く現われていると言える。

 フラッグシップと言っても、ビックサイズではない。そのサイズは、全長4600mm、全幅1895mm、全高1635mm。DSとして初のSUVモデルであり、いま勢いのある成長市場のコンパクトSUV(Cセグメント)にあたる。
  写真から伝わるギラギラした妖艶な雰囲気も助長してか、クルマを前にすると、Cセグメントに見えない格上の迫力を備えている。実際Cセグメントというのは4600mmの全長換算による分類。1900mm近い全幅を基準にしたら、かなり大きなモデルと同等の迫力も納得できるだろう。
  先に言っておくと、リヤゲートを開けると、予想より荷室が狭いので、ここで改めてCセグメントを意識させられる。もちろん後席を倒せばゴルフバックも詰めるので容量は十分ではあるが、趣味など多人数乗車でアクティブにクルマを使いこなす方は、現車で確認した方が良い。
  まぁ、そんな実用性よりも、このDS7では雰囲気の話をしたほうが良いだろう。何故なら、ラグジュアリーや上質、高級など感性に響く作りを大事にしているブランドだから。ジュエリーを思い起こさせるようなキラキラ感が随所にでており、デザインもエッジが効いていてシャープ。
  外装ではエンジンを掛けるとヘッドライトがキラキラしながら180度反転するなど、ギミックにも凝っている。また夜のカッコ良さも特筆すべき特徴。
  前後のコンビネーションライトによる光が、輝くように多面体に反射するリフレクターデザインの効果で、ギラギラしている。この様なキラキラやギラギラを嫌う方もいるだろうが、エレガントやオシャレの感性にずどんと響く方も多いだろう。

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