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最高出力600馬力! 流麗ボディの激速4ドアクーペ「アウディRS7スポーツバック」新型モデル発表 (2/2ページ)

最高出力600馬力! 流麗ボディの激速4ドアクーペ「アウディRS7スポーツバック」新型モデル発表

最高速度305km/hのハイパワーカーは2019年末から発売開始

 アウディAGは新型アウディRS7 Sportback(スポーツバック)を発表した。実車はフランクフルトモーターショーで公開される。2019年末、ドイツとそのほかのヨーロッパ諸国から発売を開始する予定だ。

 新型アウディRS7スポーツバックはクーペのようなフォルムが特徴のA7スポーツバックとボディを共有しているが、共通のコンポーネントが使用されているのはボンネット、ルーフ、フロントドア、テールゲートの4箇所のみ。フロントフェンダー部分の全幅は1950mmとなり、A7スポーツバックと比べて約40mm拡大しいている。RS専用のエクステリアデザインにより、全長は5009mmに拡大された。

 パワートレインはV8 4リッター直噴ツインターボエンジンTFSIに、48Vの主電源システムを備えたマイルドハイブリッドシステムを組み合わせている。最大出力は600馬力、最大トルク800N・mを2050〜4500rpmの幅広い回転域で発生させる。0〜100km/h加速はわずか3.6秒で達成。最高速度は250km/hに制限されており、ダイナミックパッケージでは280km/hに、ダイナミックプラスパッケージでは305km/hに変更される。

 ベルト駆動式オルタネータースターターは減速時に最大12kWの電力を回生。55〜160km/hの速度範囲でアクセルペダルから足を離すと、運転状況とアウディドライブセレクトの設定に応じてリチウムイオンバッテリーに充電するか、エンジンを停止した状態で惰性走行を行う。このシステムを使用することで100km走行あたりの燃料消費量は最大0.8リッター削減することが可能となった。

 サスペンションは、標準装備されるダンパーコントロール付きRSアダプティブエアサスペンションに専用にチューニングを施している。スポーツエアサスペンションは3つのモードに設定可能で自動車高調整機能が含まれる。

 ノーマル状態の車高は、ベースモデルのA7スポーツバックより20mm低く設定されている。速度が120km/hを超えるとさらに10mm低くなるほか、必要に応じて車高を20mm上昇させることができるリフトモードも用意。また速度が100km/hを超えるとテールゲートからスポイラーが展開されるシステムも搭載している。

 新型RS7スポーツバックのシングルフレームグリルは、RS専用の立体的なハニカム構造のラジエーターグリルはグロスブラック仕上げとした。大型フロントエアインレットとグロスブラックの垂直フィンがアグレッシブなスタイルを強調。水平方向のブレードはフロントエンドへ向けて下方向に特徴的なラインを描いている。またブラックインレイを備えたRS専用のドアシルもハイパフォーマンスカーの外観に際立ったアクセントを追加している。

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