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【余分な荷物は降ろすべきというけどホント?】クルマの重さは燃費にどれぐらい影響を与えるのか (2/2ページ)

【余分な荷物は降ろすべきというけどホント?】クルマの重さは燃費にどれぐらい影響を与えるのか

270kgの増加で10.6%悪化というデータ!

 クルマの燃費を考えるとき、クルマが軽ければ軽いほど燃費がいいのは、誰もが経験的に感じているはず。問題は、そのクルマの重さがどのぐらい影響するかというところだ。ECCJ(一般財団法人省エネルギーセンター)が、2リッターセダンを用いて行った実験によると、重量増による燃料消費率(cc/km)が悪化の影響は下記のとおり。

・一般道
110kg増加(大人約2人分)=3.4%
270kg増加(大人約5人分)=8.3%

・郊外
110kg増加=5.4%
270kg増加=10.6%

・高速道路
110kg増加=3.3%
270kg増加=6.2%

 もうひとつ、国土交通省の2020 年度燃費基準を見ると、

 車重=971 ~ 1,080 kgのクルマの燃費目標値は、23.4 km/L

 車重=1,421 ~ 1,530kgのクルマは、 17.6km/L

 車重=1,991 ~ 2,100kgのクルマは、12.7km/L

 と車重によって、明確に差が付けられている。

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