定額でトヨタの新車に乗れる「KINTO」に新たなプランと車種の追加を発表

3年間新車に乗れるKINTO ONEに16車種を追加した

 トヨタ自動車が提供する愛車サブスクリプションサービス「KINTO」。このサービスは毎月定額の料金を支払うことで、話題の新車に乗れるというもの。車両代や任意保険、その他自動車税や登録諸費用、車両の定期メンテナンス代などがパッケージ化されている。頭金不要なため、若年層など初めてクルマが欲しいと考えている人でも、気軽に新車に乗れるサービスだ。2019年3月から本格的にスタートした3年間新車に乗れるプラン「KINTO ONE」は11月までに申し込み総数が951件あり、着々と増えているという。

 そして今回、2020年以降に展開するKINTO ONEの新たなラインアップが発表された。2020年1月にKINTO ONEにレクサスブランド車を含めた16車種を追加。車種はパッソやルーミー/タンク、カローラ、カローラツーリング、カムリ、ランドクルーザーに加え、レクサスLS、ES、IS、RCを2020年2月から提供開始する。導入時期は未定だが、話題の新型ヤリスの追加が予定されているのも注目すべきポイントだ。

 また、現在展開している3年で6台のレクサス車に乗れるプラン「KINTO SELECT」は「KINTO FLEX」に名称を変更し、2020年2月下旬から全国展開を始める。申し込みの受付は店舗だけでなく、WEBからも申し込めるようにした。

 これまでに用意していた半年ごとに乗り換えられる「3年6台プラン」だけでなく、新たに3年で3台に乗り換えられるプランを追加。月額料金(税込み)は17万6000円とした。車種はこれまでと同様にES、IS、RC、RX、NX、UXの6車種をラインアップ。さらにスタッドレスタイヤ、ホイールセットと寒冷地仕様が含まれる雪寒地パッケージを選択可能だ。雪寒地パッケージの月額料金(税込み)は4万4000円となる。

 現在別のプランに申し込み済みで、今回登場した新たなプランに乗り換える際には中途解約金は発生しない。1台をもっと長く乗りたいという人にはオススメだ。

 そのほか、さらなる事業展開も予定されている。2020年1月からはKINTO ONEの法人受付を開始するほか、今後の展開として契約年数の拡充の検討や中古車版のKINTO ONEのトライアルも予定する。ほかにも、欧州やアジアの一部で展開するサービス名称をKINTOに統一し、ライドシェアリングサービスやマルチモーダルサービスなどの新たなサービス展開も検討しているという。今後KINTOのサービスがさらに広がっていきそうだ。

 今回新たにKINTO ONEに追加された車種ラインアップと価格は下記の通り。


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