【タクシーで5割! バスでは9割!!】バッテリーEVが圧倒的に優勢な中国で感じた日本の立ち後れ感 (1/2ページ)

広州もタクシーといえばフォルクスワーゲンが主流

 筆者が初めて広州を訪れた15年ほど前は市内のタクシーといえばVW(フォルクスワーゲン)サンタナが圧倒的に多かった。サンタナは日本でも1984年から一時期日産の工場でノックダウン生産されていたモデルだが、中国でもほぼ同時期から、上海汽車との合弁会社である“上海大衆汽車(大衆はフォルクスワーゲンの意味)”で現地生産されていた。何度も改良を繰り返し、生産を上海汽車関連工場に移しながら2012年に2代目が登場する直前まで生産が続けられ、広州だけでなく上海など多くの中国の都市でタクシーとして活躍していた。

 ただ北京だけは伝統的にCセグメントセダンがタクシー車両として使われ、筆者が初めて訪れた15年ほど前は、ゴルフ2のころのジェッタやシトロエンZXベースのセダン、そしてヒュンダイ・エラントラがちょうど走りはじめていた。

 サンタナがまだまだ現役の時代から、韓国ヒュンダイグループも中国でのタクシー車両販売に積極的であった。5代目ヒュンダイ・ソナタベースの北京現代オリジナルモデルや、起亜ブランドの同クラスセダンなどのタクシーが広州市内でも一気に増えてきた。このようななか、細々とだが中国メーカーオリジナルのタクシーも存在。だが当時の中国車はまだ耐久性能に問題があったようで、かなりヨレヨレの状態で走っていた。

 サンタナの2代目はコンパクトセダンとなり、ソナタベースのヒュンダイや起亜のタクシー車両も生産終了すると、広州市内のタクシーもダウンサイズとなり、ヒュンダイ・エラントラの新型タクシーが走るようになった。そして、このままヒュンダイだらけになるのかなあと思っていたら、BEV(純電気自動車)タクシーが登場してきたのである。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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