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スバル「WRX S4 STI Sport #」が登場! S209に装着されたパーツを国内初採用

スバル「WRX S4 STI Sport #」が登場! S209に装着されたパーツを国内初採用

本日先行予約を開始! 500台に達した時点で終了

 SUBARUは本日2020年5月26日(火)、WRX S4の特別仕様車「WRX S4 STI Sport #」の先行予約を開始した。500台限定で、発表は2020年7月6日(月)、発売は8月20日(木)を予定している。

 WRX S4は300馬力を発生するスポーツセダン。なかでも最上級グレード「WRX S4 STI Sport」は専用ビルシュタイン製ダンパーやRECAROシートなどの採用により、STIが走りや内外装に磨きをかけ、よりスポーティに仕立てたモデルだ。

 今回登場した特別仕様車「WRX S4 STI Sport #」は走りの楽しさと上質さがさらに高められているといい、「STI Sportの完成形」を謳う。

 エクステリアにはS208にも採用された大型フロントアンダースポイラー(艶ありブラック)やリヤバンパー(エアアウトレットグリル付)を採用。またダークグレイシリカ塗装のフロントグリルやブラック塗装の18インチアルミホイールで引き締まったスタイルを実現した。

 ボディカラーは特別仕様色セラミックホワイトのほか、アイスシルバー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、WRブルー・パールの4色を用意。

 インテリアはブラックとシルバーのモノトーンでコーディネートし、大人のスポーティさが表現された。装備詳細は以下となる。

 RECAROフロントシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)&リヤシート(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)

 ドアトリム&ドアアームレスト(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)

 フロントコンソール(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)

 ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーステッチ)

 本革巻シフトレバー&シフトブーツ(シルバーステッチ)

 スライド機構付コンソールリッド(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)

 プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト(シルバー)&リヤ全席3点式 ELRシートベルト(左右はシルバー)

 走りについては、エンジントルクの強化のためにSTI製低圧損エアクリーナーエレメント、STI製低圧パフォーマンスマフラー(STIロゴ入り)&エキゾーストパイプリヤ、CVTオイルクーラー&ラジエターファン強化タイプを採用。

 エアクリーナーエレメントとマフラーにSTI製パーツを採用したことで通気抵抗を低減し、加速中のエンジントルクを最大で10%向上したという(STI実験値)。アクセル操作に対するレスポンスが向上し、追い越し時などの加速の気持ち良さが高められた。

 またCVTオイルクーラーと強化タイプのラジエターファンにより、パワートレーンの冷却性能を強化。これによりスポーツ走行時の熱によるトラブルを防ぎ、動力性能を存分に引き出すことを可能とした。

 さらに以下3点のフレキシブルパーツを装着し、ハンドリング性能を大幅に向上。「運転が上手くなるクルマ」に仕上げた。

 STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ(STIロゴ付)& STI製フレキシブルドロースティフナーリヤガード

 STI製フレキシブルタワーバーフロント(STI Sport #ロゴ付)

 STI製フレキシブルドロースティフナーフロント(STIロゴ付)

 リヤのフレキシブルドロースティフナーは国内向けのスバル車には初採用となる。車体に加わる力の伝達をスムースにするとともに、リヤタイヤの接地性を高めることで、クルマとの一体感を味わうことができる。また路面からの入力をいなすことで乗り心地の向上にも寄与。またフレキシブルタワーバーにはSTI Sport #における性能のバランスを取るためのチューニングを行い、ブラケットの形状を変更している。

 静粛性についても、吸音材・制振材を追加することで、より快適な室内空間を実現。ロードノイズはWRX S4 STI Sportと比べて約0.5dB低減、車内での会話のしやすさも向上している。

 価格はWRX S4 STI Sportの416万9000円から57万2000円アップの474万1000円(税込)。内容を考えるとお買い得に思える。注文は本日5月26日(火)から2020年10月22日(木)までだが、500台に達した時点で終了となる。

 また同時にWRX S4に年次改良を施し、グレード「GT」、「GT-S」を廃止。カタログモデルは「STI Sport」のみの設定となる。改良後はWLTCモード燃費にも対応するという。

 昨年末にWRX STIが名機「EJ20」エンジンとともにが生産終了となった。新型の登場はまだ先になると予想される。今スバルの走りの最先端を堪能したいという人にとって、この「WRX S4 STI Sport #」という選択肢は大いにアリだろう。STIのコンプリートカーは即完売となることも多いため、気になる人は早めの決断を!

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