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楽しいが「一歩間違える」と命の危険も! クルマのDIYで「痛い目」をみがちな点7つ (1/2ページ)

楽しいが「一歩間違える」と命の危険も! クルマのDIYで「痛い目」をみがちな点7つ

仕組みを理解したうえで行うのがポイント

 最近のクルマは手出しができない部分も増えているが、DIYでのメンテは愛着が湧くのでオススメしたい。ただ、気軽にやると痛い目に遭うのも事実で、成功のポイントはどのような仕組みや理屈になっているのか、またどんなことをどのような手順ですればいいのかを理解してから行うこと。なんとなくやってみればわかる、ではダメだ。最近はネットにはいろいろな情報が溢れているので、自分でもできるだろうと油断しがちでもある。今回は失敗しやすいポイントを整理してみた。

1)オイルの量

 メカ系DIYの代表格と言えば、オイル交換だ。抜くのはいいとして、問題は新油の量。点検用のスティックを抜いて見たときに油面が確認できないからと言って、ドンドンと入れてしまうのはNG。ザブザブに浸かっていて、油面はすでに越えてしまっていたというのはオイル交換の失敗の定番だ。もちろん少なすぎというのもある。

2)ネジの締め過ぎ

 オイル交換時のドレインボルトやフィルターの締めるときに心配になって、もう少しもう少しと締め過ぎになることが多い。ホイールナットなど、もちろん他のネジ類も同様で、基本的に慣れないと締め過ぎる傾向にある。

3)ネジが緩い

 単純に緩いというのもあるが、締め過ぎの傾向にあるという記事などを見て、手加減しすぎたという堂々巡り的な失敗もある。トルクレンチを使うのが一番だが、これもまたネットの記事でとにかく使わないとダメ的なものが多くて、強迫観念に駆られてなんでもかんでも使いすぎているようなことも見受けられる。次第に加減を覚えて、自然にキチンと締められるようになるのもDIYの醍醐味なのだが、加減が難しいのは事実。

4)ショート

 バッテリーの交換で配線が触れてパチッとすることがある。気をつけていればいいとはいえ不注意もあるので、端子を外したらゴム手袋を被せるなどすると確実だ。また電装品がショートするとヒューズが飛んで守ってくれるが、切れたことに気が付かないこともあるし、そもそもヒューズを入れないで配線してしまうことはDIYでありがち。

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