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スポーツカーは「燃費が悪い」は誤解! 隠れエコな「燃費の優れた」モデルランキングTOP5 (1/2ページ)

スポーツカーは「燃費が悪い」は誤解! 隠れエコな「燃費の優れた」モデルランキングTOP5

燃費以上に価格やキャラクターなどの違いが大きいモデルも!

 スポーツカーに「燃費が悪い」というイメージを持つ人は多いかもしれない。確かに燃費のよくないスポーツカーもあるし、スポーツカーに燃費のよさを要求する人もそれほどいないのかもしれない。

 しかし、トヨタ86とスープラの開発責任者を務めた多田哲哉さんは86登場直前のイベントでのトークショーにて「86は燃費いいですよ。そもそもスポーツカーって空気抵抗少ないし、車重も軽いですから、必要以上に太いタイヤを着けて走行抵抗を増やしたりしない限り、燃費の悪い要素もないですし」と語ったことがある。多田さんの言葉どおり「実用燃費を含め思ったより燃費がいいスポーツカー」というのも少なくなく、ここではカタログに新しいWLTCモード燃費を載せる登録車のスポーツカーから低燃費ベスト5を挙げていく(スポーツカーという定義が非常に難しいのも事実だが)。

1位 マツダ・ロードスター(ソフトトップのMT、アイドリングストップ付) 17.4km/L

 ソフトトップのロードスターのMTは車重約1トンと軽く、1.5リッターガソリン直噴NAという高効率なエンジンを積んでいるだけに燃費もよくて当然だ。現行モデルは普段乗りの燃費のよさはもちろん、サーキット走行のようなスポーツ走行でも意外に燃費が悪くない。それだけに昔のロードスターに比べれば車両価格やタイヤ代は高くなったが、それでも「ガンガン走っても安上がり」というロードスターのよきDNAは現行モデルにも引き継がれている。

2位 マツダ・ロードスターRF(MT) 15.8km/L

 ロードスターRFは電動ハードトップや2リッターエンジンによる重量増はあるにせよ、それでも車重は約1100kgと軽く、直噴NAエンジンといった現行ロードスターのよさが引き継がれているだけに、スポーツカー燃費ランキングではロードスターが1位、2位を独占した。

 ロードスターはソフトトップとRFで燃費以上に価格やキャラクターなどの違いも大きいので、選ぶ際に迷うのも楽しい悩みでもある。

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