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【試乗】林道最速マシン爆誕! GRヤリスは「WRCの魂」が込められた衝撃作 (1/2ページ)

【試乗】林道最速マシン爆誕! GRヤリスは「WRCの魂」が込められた衝撃作

大衆車のヤリスとはまったく異なるオーラを放つ!

 その特異なフォルムから、ベースがヤリスであることを想像するのは難しい。確かな車名は「GRヤリス」であり、フロントライトやリヤコンビネーションランプに、ベースとなるヤリスの面影は残る。DNAがどこかで結ばれていることを知るのだが、3ドアハッチバックであり、前後のブリスターフェンダーが異様に盛り上がっていることから、漂うオーラは大衆車のヤリスとはまったく異なるのである。

 それもそのはず、GRヤリスは大衆車などではまったくなく、むしろその立ち位置とはかけ離れた競技車に近いモデルなのである。

「登録ナンバーを取得可能な競技車」。

 そういっても当たらずも遠からず。公共性は備えているし、ロングドライブもこなす。日常の通勤通学もいとわない。だが、根底に流れているのは、戦いの熱い思いであり、走りの熱い情熱なのである。

 搭載するエンジンは直列3気筒1.6リッターターボだ。最高出力は272馬力、最大トルクは320N・mに達する。回転系の針を高回転で踊らせながら走るタイプではない。比較的低い回転からのトルクを利用して、グイグイと加速をつけていくスタイルである。1.6リッターでこんなパワフルな走りができるとは思いもしなかった。

 不用意にフルスロットルで加速すれば、息をつく間もなくシフトアップが急かされる。6速に分けられたギヤを、次々に変えていかねばならない。気がつくと、とんでもない速度に達している。

 サスペンションは、硬く締め上げられている。荒れた路面では、激しく上下動もする。だが、いざコーナーを攻めれば、前後左右に姿勢を入れ替えながら、さながら軽量級のラガーマンが軽快にステップを踏むように駆け回るのだ。

 ボディサイズが小さいから、トレッドもホイールベースも短い。フラットライドではなく、もんどり打つように姿勢を変化させるのは、まさにラリーマシンであるかのようだった。

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